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親子2人3脚で挑んだボディコンテストで2位入賞!「娘の成長と絆を感じられる大会になった」【筋トレ】

9月15日(月・祝)、群馬県・高崎市文化会館にて『サマースタイルアワード 2025 群馬予選』が開催され、中村怜美(なかむら・さとみ / 39)さんが親子モデル部門で2位に輝いた。

【写真】中村怜美さん親子の見事に揃ったポージング

中村怜美さん

ボディメイクを始めたきっかけは「産後の体型を戻したい」という思いからだった。

「産後の体型変化を戻すために1年ほど前から少しずつボディメイクを始めました。最初は独学でダイエットや宅トレをしていたのですが、モチベーションの維持が難しくて。自分に喝を入れるためにもボディコンテストへの出場を目指し、トレーナーをつけたトレーニングを行うようになりました。当時は育休中だったので” 始めるなら今しかない” と思ったんです」

現在では仕事にも復帰。時短勤務をしながら、プライベートでは子育てとボディメイクに奮闘している。

「日中は3歳の娘を保育園に預け、時短勤務の会社員として働いています。ボディメイクとの両立は決して簡単なものではないですが、家族が親身になって協力をしてくれています。ジムに行きたいときは夫や実家に娘を預かってもらっていました。最近はオンラインレッスンも普及しているので、ジムと自宅での宅トレオンラインレッスンを並行していますね。自宅であれば、娘を見ながら運動もできるのでとてもいいんです」

最愛の娘と挑んだコンテストは試行錯誤の連続

単身での大会出場経験はあったものの、娘と同じステージに立つのは初めての経験であった。

「私個人としては前回出場した大会のフィードバックで減量となで肩の指摘を受けたので、肩の張り出しを意識したトレーニングを積んできました。ただ、今回は初めて娘と2人で臨む大会だったので、娘がご機嫌よく参加できるように(笑)。実は練習のときは突然走り出したり、喋り始めたりで大変でした。服へのこだわりも強い娘は、お気に入りのものでないと着てくれないので。衣装も2パターン用意して、当日のご機嫌で決めました(笑)」

中村さんの不安をよそに、当日のステージングはテンポの合ったポージングを披露。会場を沸かせた。

「フリーポーズの動きは事前に決めたものを練習してきたのですが、娘の気分が乗ったのか、本番ではアドリブをしてきて(笑)。ハートのポーズは完全に娘主導ものでした。今までは観客の1人として応援に来てくれていた娘が、”自分も一緒に出たい” と言いだしたことで出場を決めた大会でしたが、こんなにも本番に強く、ポージングも覚えられているとは思ってもいませんでした。すでに ”また出たい” と言っていますし、1位を取れなかったことに悔しさを感じている様子からも成長を感じられました」

大会を通して親子の絆はこれまで以上に強固なものになったに違いない。

「2人で何かを成し遂げる経験はなかなかできることではないので、親子の成長機会という意味でも良い時間になったと思います。私自身も緊張しいな性格で人前に出るのが苦手なタイプでしたが、挑戦するマインドが身につきました。健康的に身体を鍛え、自分と向き合うことは素晴らしいことです!」

ボディメイクは家族とのコミュニケーションのきっかけにもなり得る。

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材:池田光咲 撮影:舟橋賢

執筆者:池田光咲
IRONMANを中心にトレーニング・スポーツ系メディアや雑誌で執筆・編集活動を展開中。ベンチプレス世界選手権3位の入賞経験をもつ現役アスリート。

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