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ボディビル日本3連覇王者・相澤隼人が満員御礼の映画俳優デビュー! 出演のきっかけは「奇跡的な」タイミングの良さ ボディビルの経験が映画撮影に役立った意外なこととは?

ボディビル日本3連覇王者が俳優デビューを果たした。

【写真】相澤隼人さんの日本3連覇時の筋肉

10月10日(金)に全国順次公開となった阪元裕吾監督の最新作『フレイムユニオン 最強殺し屋伝説国岡[私闘編]』。この映画にドロップキックマン・柳楽敦役として相澤隼人(あいざわ・はやと/25)さんが映画俳優デビューをした。

翌10月11日(土)、池袋シネマ・ロサで上映後に行われた舞台挨拶では全193席が埋まる満員御礼で、映画俳優として堂々のデビューを飾った相澤さん。

今回の役は「ドロップキックマン」。殺し屋を中心に描いたこの物語で、「ドロップキックで56人殺した」という達人を演じ切った。主人公に対し大きな声で厳しい指導をするシーンや、上半身を脱いで筋肉が露わになるシーンでは思わず観客からどよめきが起こるほど。役柄だけでなく「筋肉隆々」というキャラクターで、俳優・相澤隼人が印象に残った観客も多いことだろう。

上演後の舞台挨拶では、阪元監督との貴重なエピソードを披露。なんでも、おおかた撮影が終了して追加撮影を考えていたところ、監督が「何かインパクトのある役柄を登場させられないか」と考えていたタイミング(その日、その瞬間)に相澤さんから「阪元監督の作品がカッコいいです」という旨のDMが届き、「ぜひ映画に出てみないか」という話になったのだという。この“奇跡的”とも言えるタイミングの良さには共演者も驚いており、相澤さんの俳優挑戦への想いの強さが引き寄せたものなのかもしれない。

舞台挨拶の様子

舞台挨拶後、映画俳優デビューという大きな一歩を踏み出した相澤さんに話を伺った。

「本当に今回はタイミングがドンピシャで、このようなオファーをいただけて光栄です。この掴んだチャンスを生かし、今後も様々な作品に携わっていけたらと思います」

また意外な点でボディビルの経験が役立ったと話す。

「ボディビルは審査員にどう見せるか、ということも含め客観的に自分を見なければいけない競技だと思うのですが、まさに映画撮影時に『カメラからどう見えているのか?』『カメラがここにいるということは今自分はどう映っているのか?』といった視点は役立ったかもしれないです。まだまだ全然、ですけどね(笑)」

舞台挨拶の様子

最後に、俳優・相澤隼人が新たな挑戦を通じて見据える今後の展望について伺った。

「自分は最終的にはボディビルやフィットネス界に貢献したいと思っています。映画を通して存在を知ってもらい、『筋肉ってかっこいいな』『健康な身体作りをしてみようかな』と思ってくれる人がいてくれたら、と考えています」

ボディビルで日本一、そして映画俳優デビュー。相澤隼人が切り拓いていく新たな道が楽しみでならない。

取材・文:FITNESSLOVE編集部

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