2025年10月17日(金)〜19日(日)(現地時間)にUAE・ドバイで『IFBB WORLD FIT MODEL CHAMPIONSHIPS(ワールド・フィットモデル・チャンピオンシップス)(※)』が開催され、日本代表に選出された安井友梨選手がウーマンズフィットモデルマスターズ35歳以上級にて銅メダルを獲得しウーマンズフィットモデル172cm以下級でも5位入賞、そして川口知子選手がウーマンズフィットモデル162cm以下級にて4位入賞、ウーマンズフィットモデルマスターズ35歳以上級では6位入賞を果たした。
(※)フィットモデル世界最高峰の大会。昨年には本田有希子選手が160㎝級で金メダル獲得と、日本人初の快挙を達成した。
【写真】安井友梨選手、川口知子選手の“美麗”ドレス&スイムスーツ姿

フィットモデルは、バランスの取れた健康的で優雅な女性らしさが評価されるカテゴリーで、コスチュームはイブニングドレスとスイムスーツの2種類でウォーキングやポージングをする。今年は世界的に強豪と言われるフィットモデルチームのロシア、中国の2カ国が参戦し、今大会の全クラスにおいてロシアは18回の入賞、中国は17回の入賞とハイレベルな戦いとなったが、そんな中代表に選出された日本人選手両名が入賞を果たした。
川口選手は今回で国際大会6度目の出場となったが、「間違いなく過去最高レベルの大会だった」「SNSで憧れていたロシア選手たちと同じステージで戦えたことは、本当に痺れる経験でした」と自身のSNSで語った。また安井選手は自身のブログで「正直言って、このメンバーでは予選通過すら難しいと思った」「まさかマスターズも、身長別でもファーストコールに呼ばれ決勝に残ることができるとは。そして、メダル獲得できるとは」と喜びを綴った。
フィットモデルで3位入賞の活躍をした安井選手は、11月にスペイン・サンタスサンナで行なわれる『IFBB世界フィットネス選手権』にも出場予定だ。
以下、日本人選手全結果。
■安井友梨
ウーマンズフィットモデル172cm以下級 5位
ウーマンズフィットモデル マスターズ35歳以上級 3位
■川口知子
ウーマンズフィットモデル162cm以下級 4位
ウーマンズフィットモデル マスターズ35歳以上級 6位
【JBBFアンチドーピング活動】JBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)はJADA(公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構)と連携してドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体で、JBBFに選手登録をする人はアンチドーピンク講習会を受講する義務があり、指名された場合にドーピング検査を受けなければならない。また、2023年からは、より多くの選手を検査するため連盟主導で簡易ドーピング検査を実施している。
文:柳瀬康宏
執筆者:柳瀬康宏
『IRONMAN』『月刊ボディビルディング』『FITNESS LOVE』などを中心に取材・執筆。保有資格:NSCA-CPT,NSCA-CSCS,NASM-CES,BESJピラティスマット。メディカルフィットネスジムでトレーナーとして活動。2019年よりJBBF、マッスルゲート、サマースタイルアワードなどのボディコンテストに挑戦中。










