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メンズフィジークで銀2、銅2の大活躍!競技力の高さを世界に示す結果に=IFBB世界男子ボディビル選手権

11月27日~12月1日(現地時間)、サウジアラビア・コバールで『IFBB世界男子ボディビル選手権』が開催された。この大会は男子選手のみの大会であり、約2週間前に開催された、女子選手のみで挑んだ『IFBB世界フィットネス選手権』では女子フィジークの荻島順子選手が世界2連覇を果たし、日本代表全体で金1、銀2、銅2の成績を残している。

男子選手の結果にも大いに期待がかかった今大会。金メダルこそなかったが銀2、銅4と6個のメダル獲得となった。特にメンズフィジークに出場した5名は全員4位以上の入賞となり、国内絶対王者の伊吹主税選手が2位、穴見一佐選手も2位と活躍。穴見選手は1位と同スコアでの惜敗で、日本のメンズフィジークのレベルの高さが証明された大会だった。

一方、昨年末の男子ワールドカップ総合優勝・嶋田慶太選手はボディビル170㎝以下級で7位と入賞を逃す結果に。さらに2023年の世界選手権クラシックボディビル王者で国内5連覇王者の五味原領選手も5位(クラシックフィジーク)、9位(クラシックボディビル)と上位入賞ならず。ボディビルが盛んな中東開催ということもあり、特に筋肉量を必要とするボディビルやクラシック競技ではアジア勢や中東勢が上位を占めていた。その証拠に、各国代表の一般の部の順位は中国が1位(182ポイント)、イランが2位(107ポイント)、韓国が3位(90ポイント)。日本は83ポイントで5位となった。

大会全結果は以下の通り。

IFBB世界男子ボディビル選手権結果

■田村龍行
マスターゲームズクラシックボディビル40歳超級 4位
ゲームズクラシックボディビル171㎝以下級 13位
クラシックボディビル168㎝以下級 12位
マスターフィットクラシックフィジーク40歳超級 4位
フィットクラシックフィジーク168㎝以下級 12位

■白井寛人
ゲームズクラシックボディビル180m超級 3位
クラシックボディビル180㎝超級 14位

■向井 幹
クラシックボディビル168㎝以下級 7位
ボディビル170㎝以下級 11位
フィットクラシックフィジーク168㎝以下級 7位
ゲームズクラシックボディビル171㎝以下級 11位

■五味原 領
クラシックボディビル171㎝以下級 9位
フィットクラシックフィジーク171㎝以下級 5位

■川中健介
クラシックボディビル175㎝以下級 4位
フィットクラシックフィジーク175㎝以下級 4位

■須江正尋
マスターズボディビル50歳超級 4位

■松本美彦
マスターズボディビル50歳超級 5位
マスターフィットクラシックフィジーク40歳超級 3位
フィットクラシックフィジーク168㎝以下級 9位

■小本進太郎
ジュニアボディビル15-23歳級 7位
フィットクラシックフィジーク175㎝以下級 8位

■嶋田慶太
ボディビル170㎝以下級 7位

■手島 祐
メンズフィジーク170㎝以下級 4位

■伊吹主税
メンズフィジーク173㎝以下級 2位

■増原 駿
メンズフィジーク173㎝以下級 3位

■穴見一佐
メンズフィジーク179㎝以下級 2位

■甲藤壽一
マスターメンズフィジーク40歳超級 3位

文:FITNESSLOVE編集部 撮影:Igor&Jakub

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