サマスタ選手 コンテスト

まるで人体模型のような脚とお尻のカット ボディコンテスト日本一の下半身がすごい

11月30日(日)、TFTホール1000にて『サマースタイルアワード REGIONAL QUALIFYING FINAL』が開催され、鍬田将大さん(くわた・まさひろ / 33)さんがスポーツモデル部門ショートクラスで優勝とオーバーオール優勝を達成。同日続けて行われた『JAPAN PRO GRAND PRIX』プロ・スポーツモデル部門ミドルクラスへの出場権を得て急遽出場、自身初のPRO戦でも4位入賞を勝ち取った。

【写真】脚の筋肉とカットに注目!鍬田将大さんのパワフルボディ

鍬田将大さん

2021年に大会初出場以来、着実にトレーニングを積み重ね、昨年の決勝大会「“10th ANNIVERSARY”」ではスタイリッシュガイ部門ミドルクラスで4位と健闘。そして今年、さらなる進化を遂げた。

「喉から手が出るほど欲しかった“日本一”。大会後、私の上半身くらいある大きなトロフィーを抱えての宿泊するホテルまでの帰り道でもたくさんの人からの視線を感じて、恥ずかしくもうれしい気持ちでいっぱいでした」

見事に仕上げてきたその下半身は、こだわりのトレーニングの賜物だと言う。

「ブルガリアンスクワット、ヒップスラスト、バックエクステンション、アウターサイなどを組み合わせ、低重量、ハイレップで対象部位が熱くなるようなトレーニングを積み重ねてきた結果、“ハムストリングとお尻”のコンディションが飛躍的に上がった実感があります」

そんな日々の筋トレと併せて食事の管理も徹底してきた。

「PFCバランスを意識して、体重1kgあたり2g程度のタンパク質、30g程度の脂質、そして増量・減量の時期それぞれで設定した量の炭水化物を摂取。食材やメニューはあえてある程度固定していて、鶏胸肉、鮭、プロテイン、アーモンド、MCTオイル、白米やオートミールなどを中心に構成しています」

体調やコンディションの変化に影響する要素を単純化することを目的に日々の食事内容は固定しているが、オフ中の週末には外食も。そして減量期でもメンタル回復を目的とした、月に一度程度のチートデイを設けている。

「もともと甘いものやジャンクフードが大好きで、この決勝大会後には2日間ほど好きなものを好きなだけ“ご褒美”として食べていたら体重が一気に4kgほど増えましたが、その後数日の調整で+1,5kg増程度に戻りました(笑)」

来シーズン、さらなる進化に期待

このオフの間は家族や友人との食事も存分に楽しみつつ、普段はクリーンな食事を心がけ、6kg程度までの増量におさめたいと笑う。

「来シーズンに向けては、下半身のクオリティをさらに高めつつ、上半身のサイズアップに注力してトレーニングしていきたい。またポージングの良し悪しでも順位が動く世界なので、やはり自分の作った身体を最大限よく見せるポージングの練習は必須。短時間でも毎日コツコツと続けていきたいと思っています!」

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材:大塚真奈美 撮影:舟橋賢

執筆者:大塚真奈美
編集者・ライター。ヘルス&フィットネス、美容、グルメなどの分野で企画・編集・取材・執筆。群馬県出身、東京都在住。

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