昨シーズン『オールジャパンウェルネスチャンピオンシップス』に初出場、163cm以下級で4位入賞という実績を残した望月柚花(もちづき・ゆか/27)さん。2024年10月から定期的にパーソナルに通い、自身の身体やボディメイクの方法を客観化。「そこから取り組みを変えたことが成果につながっている」と言う。
【写真】望月柚花さんの上部から盛り上がったヒップ&太い脚(バックポーズ含む大会写真6枚)
デスクワークの方にオススメ!身体のリラックス法
「以前はジムに着いたら着替えてすぐに筋トレを始めていたのですが、今は筋トレ前に20分ほどかけてウォームアップを行っています。コンディショニングボールやエクササイズバンドを使って体幹やその日鍛える部位にアプローチ。また普段無意識に浅くなりがちな呼吸を深く整え、肩を中心とした全身の力みをとることも目的としています」
医療機器メーカーに勤務、海外向け製品のマーケティングや製品企画などを担当しているという望月さん。
「デスクワークの時間が長く、時々英語を使うような打ち合せもあって。気付けば背中が強張っていたり、力みで肩が上がってしまっていたり。トレーニング前にしっかりと心身をリラックスさせておくことが重要で効果的なことだと最近実感しています」
毎回必ず実践しているのが、「仰向けになって両腕で膝を抱え、右に左に揺れていく。同時にゆっくりと深い呼吸を続けていく」というもの。時間や回数を決めることなく、またリズムも自由。目を閉じてこれを繰り返していくことで肩、背中、胸郭を中心とした全身が開放される感覚が得られると言う。
「しっかりとウォームアップしたうえで、鍛えたい対象部位だけに意識を集中しすぎることなく体幹と姿勢にも気を付けてトレーニングすることで、自然と狙った部位に刺激が入るようになりました」
食事も“鶏胸肉にゴボウ2切れ”から大きく進化
また食事についても試行錯誤の末、自身に最適な食材や献立に辿り着くことができた。
「競技1年目の2023年には頑張り過ぎてしまって、たとえば鶏胸肉にゴボウ2切れ、なんて日も(笑)。結果体重を落とすことはできましたが、筋肉も落ちてなんだかギスギスした仕上がりに。その反省から昨シーズンは本当の意味での“ウェルネス”も意識して、きちんと食べながら絞ることを目指しました」
五味原領選手が提唱する“魚の脂質は0カウント理論”に影響を受けて、タンパク源には魚を中心に鉄分豊富な牛肉の赤身をセレクト。他には白米と野菜といったシンプルな献立に今は幸せを感じると言う。
「洋菓子から始めて和菓子、そしてプロテインまで、日々口にしていたものを試しに一つひとつ削って行ったら、最終的には自分で選んで調理したクリーンな食材が身体を作っている感覚が心地よいと知ることができました。一昨年に体験した大会後のドカ食いへの衝動もなく、自分にとって最適な減量のアウトラインを掴むことができたかなと思っています」
また「減量中にも友達と遊ぶことも捨てたくなかった」ことから“新しい遊び方”を試してみた。
「普段はおいしいものを一緒に食べに行く友達と、いつもと違う形で遊べないかと考え調べて相談をして、一緒にクロスフィットを楽しみました」
さまざまな新しい取り組みに向き合い、楽しく、より健康的に、自身が目指す理想のボディへの道を突き進む。
「この取り組みを続けつつ細部を磨いていくことで、来シーズンにはさらに飛躍することができればと思っています!」
【JBBFアンチドーピング活動】JBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)はJADA(公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構)と連携してドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体で、JBBFに選手登録をする人はアンチドーピンク講習会を受講する義務があり、指名された場合にドーピング検査を受けなければならない。また、2023年からは、より多くの選手を検査するため連盟主導で簡易ドーピング検査を実施している。
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取材:大塚真奈美 撮影:中島康介
執筆者:大塚真奈美
編集者・ライター。ヘルス&フィットネス、美容、グルメなどの分野で企画・編集・取材・執筆。群馬県出身、東京都在住。











