2026年3月28日(土)、29日(日)に開催された『マッスルゲート神奈川大会』(神奈川・カルッツかわさき)内で『第2回 還暦スター誕生!』が行われた。このイベントは60代以上が参加対象。ダンス、歌、日頃のエクササイズの成果を披露する参加型イベントで、昨年に引き続き2回目の開催だ。歌の採点部門には7人が出場。初出場の田中勉(たなか・つとむ/68)さんは田原俊彦さんの『抱きしめてTONIGHT』の歌とダンスを披露し、観客を魅了した。
【写真】68歳でも元気!歌で、ダンスで魅せる田中勉さん(6枚)

トシちゃんに憧れて、舞台でターンを決める
田中さんは黒の帽子とジャージ、黄色のフレームと右が緑、左が赤の弦の眼鏡でステージに登場。音楽に合わせて身体を大きく揺らし、エネルギッシュに歌い上げた。
「ダンスの振り付けは練習してたときほどのパフォーマンスは発揮できませんでした。でも楽しかったです! 個人的には78点くらいかな」
田中さんが今大会に参加したきっかけは半年前、通っているゴールドジムにカラオケ機器が導入されたことだった。そのカラオケ機器で歌っていたときに仲間から今大会の話を聞き、参加を決意。「せっかく出るなら本気で楽しみたい」と思い、ダンスレッスンの講師に振り付けを依頼した。
「以前、トシちゃんのステージを観たことがあって、それがかっこよかったんです。トシちゃんは歌の最中に3回ターンを決めるんです。それ見て、『俺もああなりたい!』って」
3回は難しくても、2回は回りたい。そんな思いで、ゴールドジムのスタジオプログラムのバレエレッスンで、ピルエット(※)の練習にも取り組んだ。
※片足のつま先で立ちながら身体を回転させる動作
歌に筋トレにとジムをフル活用
現役トレーニーでもある田中さんは、実はプロのカメラマン。ゴールドジムの新しい店舗を取材したことを機に入会し、以来9年間通い続けている。
「みんながイキイキと動いているのを見て、『いいじゃん!』って思ったんです。今は週に12回から13回通っています。午前にこっちの店舗でカラオケをして、午後に別の店舗でスタジオプログラムに参加するといった感じでハシゴをしています」
トレーニングでは、フリーウェイトやマシンを使う他、ヨガやバレエといったスタジオプログラムにも打ち込む。ウエイトリフティングでスナッチとクリーンアンドジャークの両方の自己記録を5キロ伸ばす」「ハンドスタンドがうまくできるようになる」といった目標もあり、トレーニングへの意欲も旺盛だ。
そして、トレーニングジムは田中さんにとって大切な社交の場でもある。今大会の応援にも駆け付けた友人やトレーナーはかけがえのない存在だ。
来年の出場も表明。さらなるパフォーマンスを期待!
「歌うことはストレスの発散。緊張が解けて楽しい気分になれる。一人で歌っても、みんな歌っても楽しい。来年は別の歌やダンスで出ます!」
歌、トレーニング以外には、天体観測が趣味で、晴れた日は毎晩月の写真を撮影している。好奇心旺盛で、楽しいことが好きな田中さんは、きっとこれからも人生を謳歌し続ける。
【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。
執筆者:増田洋子
編集・ライター。インタビューが好きで医療、ITなどを中心にさまざまなジャンルで執筆中。現在は週に4日、ジムでのんびり運動をしている。東京都在住。
取材・文:増田洋子 撮影:中島康介










