サマスタ選手 コンテスト

挑戦のコツは「最初に買ってしまう」こと! 50代中盤から筋トレを始めコンテスト2位に輝いた58歳

4月18日(土)、千葉県・青葉の森公園芸術文化ホールで開催された『サマースタイルアワード 2026 SPRING CUP』。ビキニモデル部門マスターズクラスで2位に輝いたのが、中島奈名子(なかじま・ななこ / 58)さんだ。

【写真】中島奈名子さんの「もうすぐ還暦!?」なな背中と肩(ビキニステージフォト10枚)

ヨガ、エアロビクス、ピラティスのインストラクターとして日頃から身体を動かしている中島さん。ボディメイクを始めたのは約3年前、ある大会観戦がきっかけだった。

「知り合いがコンテストに出場するということで観戦に行ったんです。その方は私より少し年上で50代後半だったのですが、そのステージでの姿が本当に格好良くて。 “私もやってみたい” と背中を押されたのがきっかけでした。それまでもボディコンテストに興味はあったのですが、なかなか勇気が出なくて。知り合いの勇姿を見て、一歩踏み出そうと思いました」

大会観戦が背中を押した、ボディメイクの第一歩

運動習慣はあったものの、ボディメイクの視点で自分の身体を見る機会はそれまでほとんどなかったと話す中島さん。大会を観戦したことを機に、本格的な身体づくりをスタートさせた。

「インストラクターの仕事をしているので運動はしていましたが、ウェアを着ていると多少ぽちゃっとしていても隠せるんですよね。だから自分の身体にお肉が乗っている感覚に気づけていなくて。ボディメイクを始める直前に撮った自分の身体の写真を見たときは“これはひどいな”と驚きました。でもそれが心に火をつけたきっかけになったと思います」

コンテスト挑戦の中で、悔しさも経験してきた。

「サマスタのビキニモデルには昨年から挑戦しています。最初の頃は最下位とかビリから2番目とか……。悔しい思いばかりしてきましたが、それが原動力になって、 “もっと頑張ろう” とも思えました。今年は自宅のある長野からウォーキングレッスンにも通って努力をしてきたので、自分でも成長を実感しています」

理想の身体を求めて。工夫を凝らした肩と背中の筋トレメニュー

「この冬で大きく成長を感じたのは肩と背中です。週1回のパーソナルトレーニングでコーチと相談をしながら、筋肉をつけすぎないように回数重視のトレーニングをしています。サイドレイズは5kgで20回を目安に、もう1回できるかどうかくらいの強度で取り組んでいます。お尻はまだ苦戦中で、ボリュームを出すためにスクワットの重量を少しずつ上げているところです」

インストラクターとして指導する立場でもある中島さん。自身の経験は、日々のレッスンでのアドバイスにも生かされているという。

「 “痩せたいけど食べたい” と悩む方はかなり多いです。でも私は無理に食べることを制限する必要はないと思っていて、お菓子も "食べる時間を考えてみたらどうですか?" と伝えています。私自身はお酒が大好きでしたが、ボディメイクをきっかけにノンアルを試すようになって。1カ月もすればすっかり呑みたい欲も無くなりましたね。代用品はたくさんありますし、自分の経験をもとに無理のない方法を伝えられるようになりました」

コンテスト挑戦を通して感じたのは、目標を作ることの大切さだ。

「やりたいと思ったら、逃げられない状況を作るのが一番早いと思います。私は大会用のヒールを先に買ってしまったんです。高価なものなので、 “買ったからにはやるしかない” と思いました。目標を決めたら、それに必要なものを先に買ってしまう。小さな足枷を作ると意外と行動できるんですよね」

58歳でつかんだ大きな成長の実感。長野からレッスンに通いながら努力を積み重ねてきた中島さんの挑戦は、年齢に関係なく一歩踏み出す勇気を多くの人に与えてくれる。

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

執筆者:池田光咲
IRONMANを中心にトレーニング・スポーツ系メディアや雑誌で執筆・編集活動を展開中。ベンチプレス世界選手権3位の入賞経験をもつ現役アスリート。

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取材:池田光咲 撮影:高坂裕希

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