マッスルゲート選手 コンテスト

54歳、地元沖縄でコンテスト優勝 「同世代の方にも“まだ変われる”という希望を伝えたい」

4月24日、25日に開催された『マッスルゲート沖縄大会』のウーマンズウェルネスで優勝、ビキニフィットネスマスターズで3位という結果を手にしたのは、糸数ゆかり(いとかず・ゆかり/54)さん。沖縄でパーソナルトレーナーとして活動しながら、自身のボディメイクにもストイックに向き合ってきた。

【写真】糸数ゆかりさんのヒップと脚の境目くっきりで魅せるバックポーズを含む6枚

そんな糸数さんも、過去には減量での失敗を経験している。

「減量を急ぐあまり、有酸素運動を増やしすぎてしまい、体重は落ちたけど筋肉の張りも一緒に落ちてしまったことがあります」

その経験を踏まえ、今回はアプローチを大きく見直した。

「有酸素に頼りすぎず、食事管理を軸に減量を進めました。筋肉の張りを落とさないことを最優先に、トレーニング強度を維持しながら有酸素は調整して行いました」

今大会でアピールできた部位は、ヒップ、ふくらはぎ、肩、背中。

「ヒップはストレッチ種目でしっかり効かせ、ふくらはぎは収縮を意識して丁寧に。肩は頻度を上げて立体感を出し、背中はカットを意識したトレーニングを行いました」

ただ重さを追うのではなく、形を際立たせるための“質”を重視したトレーニングが印象的だ。

『まだ変われる』を体現し続けるためのボディメイク

「苦手な部位は無理に重量を追わず、フォームを重視して正しく効かせることを優先しています。基礎を崩さず、丁寧に積み重ねることを大切にしています」

自身の強みと弱みを理解し、着実に積み上げた結果が今回の優勝につながった。

「結果を聞いたときは素直にうれしかったです。ただ、まだ自分の理想には届いていないと感じているので、課題と向き合いながら次につなげていきたいと思います」

減量においては、数字にとらわれすぎないことも大切にしている。

「鏡の前の自分の身体をしっかり見て判断するようにしています。体重だけでなく、見た目やバランス、コンディションを重視しています」

目指すのは、しなやかさと強さを兼ね備えた身体。

「女性らしさを残しつつ、引き締まったメリハリのある身体を目指しています。年齢を重ねても美しく動ける身体であり続けたいですし、その姿を通して同世代の方にも“まだ変われる”という希望を伝えたいです」

今後はゴールドジムジャパンカップ出場を目標に、さらなるレベルアップを図る糸数さん。

「脚(大腿四頭筋)と三角筋を強化し、全体のバランスを高めていきたいです」

年齢や過去の失敗を言い訳にせず、一つひとつ積み重ねてきた糸数さん。その姿は、“今からでも遅くない”という事実を、静かに証明している。

【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。

執筆者:佐藤佑樹
主にFITNESS LOVEで執筆中。自身も大会へ出場するなどボディメイクに励んでいる。料理も好きで、いかに鶏胸肉を美味しく食べるかを研究中。

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取材:佐藤佑樹 撮影:FITNESS LOVE編集部

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