6月13日(土)、千葉県・青葉の森芸術文化ホールで開催された『サマースタイルアワード 2026 千葉予選』。ビキニモデル部門マスターズクラス、トールクラスの両部門で1位に輝いたのが、小松裕子(こまつ・ゆうこ / 42)さんだ。看護師として夜勤勤務を続けながら身体づくりに励み、見事ダブル優勝を果たした。
【写真】小松裕子さんの筋肉質なビキニボディ(ステージフォト12枚)

トレーニングを始めたきっかけは意外にもダイビングだったという。
「沖縄でダイビングをしてみたくて、水に慣れるためにプール付きのジムへ通い始めたのが始まりでした。最初は本当に泳ぐだけだったのですが、コロナ禍で時間ができたこともあって筋トレにも興味をもつようになりました。やってみたら意外と楽しくて、身体が変わっていく過程が面白かったんです」
もともとは現在より10kgほど体重が多かったというが、当時は特にコンプレックスを感じていたわけでもなかった。
「痩せていくうちに少しずつ身体が変わって、きれいになっていくのが楽しくなりました。最初は、”記念に写真を残せたらいいな” くらいの気持ちで大会出場を決めたんです」
トレーナー指導で変わった身体づくり
コンテスト出場は今年で3年目。しかし本格的なボディメイクに取り組み始めたのは今年からだったという。
「今までは自己流というか、オリジナリティ満載のトレーニングをしていました(笑)。でも今年は初めてトレーナーさんに指導をお願いして、本格的な身体づくりを始めてみたんです。これによってトレーニングの量と質は180度変わりましたし、筋肉にしっかり効かせる感覚も分かるようになりました」
特に大きかったのは、減量に対する考え方の変化だった。
「以前は体重を落とすことばかり考えていましたし、減量中も主食はお菓子でした(笑)。でも今回は筋肉量を維持しながら絞ることを意識しましたね。食事はオートミールやじゃがいも、白米などをしっかり食べながら進めてきて、これまでの減量とはまったく異なるものになりました。筋肉を残したまま身体を仕上げることの大切さを学べたと思います」
夜勤と両立しながらつかんだ初優勝
現在は夜勤専門の看護師として働いている小松さん。限られた時間を活用しながらトレーニングを継続してきた。
「夜勤前にジムへ行って、夜勤明けにもトレーニングすることがあります。仕事が2日にまたがるので大変な部分もありますが、空いた時間をうまく使いながら続けてきました」
今回の優勝については、正しい知識を学べたことが大きかったと振り返る。
「自己流ではたどり着けなかった身体に近づけたのは、専門的な指導を受けたからだと思います。サマスタのプロカテゴリで活躍する宮崎貴博さんからトレーニングを、ポージングは千原由理奈さんから学べたことが大きかったです。自分一人で頑張ることも大切ですが、正しい知識を学ぶことで結果までの距離は大きく変わると感じました」
ダブル優勝という結果を手にした小松さん。身体づくりを楽しみながら学び続けた姿勢は、年齢や環境に関係なく挑戦を続けることの大切さを教えてくれる。
【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。
執筆者:池田光咲
IRONMANを中心にトレーニング・スポーツ系メディアや雑誌で執筆・編集活動を展開中。ベンチプレス世界選手権3位の入賞経験をもつ現役アスリート。
取材:池田光咲 撮影:高坂裕希
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