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ゴールドジム公認トレーナーが語る、ボディビルへの挑戦 ボディビル世界王者との出会いが変えた競技人生とマッスルゲートの魅力

ゴールドジム原宿東京店で公認パーソナルトレーナーとして活動し、7月4日開催のマッスルゲート東京ベイでボディビル65kg以下級3位を獲得した見城理(けんじょう・おさむ/38)さん。かつてはゴールドジムで10年間スタッフとして勤務し、その後、独立。現在は健康志向の幅広い年代のクライアントを指導している。

そんな見城さんがボディビル競技に挑戦するきっかけとなったのは、トレーニングへの探究心と、あるトップビルダーとの出会いだった。

【写真】見城理さんの「アメイジング・グレイス」で魅せるポージング

見城理さん

トップビルダーの脚を見て決意

見城さんはもともと水泳競技に取り組んでいた。しかし、大学卒業後、練習環境の確保や記録更新の難しさを感じるようになり、新たに筋トレの世界へ足を踏み入れた。

「筋トレに出会ってから、自分の努力で結果を出して変えていくというところが好きになりました」

年齢に左右されにくく、自分のペースで長く続けられる点も、ボディビルの魅力だと感じたという。

そんな見城さんが競技出場を決意する大きなきっかけとなったのが、ゴールドジムの社内イベントで出会った日本を代表するボディビルダー・鈴木雅氏だった。

「コロナになる前にゴールドジムのスタッフで海に行くイベントがあって、そのときに鈴木雅さんを紹介していただいて。脚を見せてもらった瞬間に『やべえ、俺もやろう』と思いました」

以前からボディビルへの興味はあったものの、実際に大会へ出場する一歩を踏み出すまでには迷いもあった。しかし、その圧倒的な身体を目の当たりにしたことで、挑戦への気持ちが固まった。

ポーズを丁寧に見せられる曲選び

今回の大会で見城さんがフリーポーズに使用した楽曲は、讃美歌「アメイジング・グレイス」だった。その選曲には、ポージングをより美しく見せるためのこだわりが込められている。

「曲調が合わせやすいというのが大きかったです。テンポが速い曲だと一つひとつのポーズを決めるのが難しくなるので、丁寧に見せられる曲を選びました」

また、この曲は高校時代に見ていた医療ドラマ『白い巨塔』の主題歌で使用されていたことも印象に残っており、懐かしい楽曲だったという。

ボディビルのフリーポーズでは、筋肉だけでなく、表現力やポージングの完成度も求められる。見城さんは、自身の持ち味である一つひとつのポーズを丁寧に見せることができる楽曲を選んだ。

大会は「出たいと思ったら、まず出てみる」

これから大会出場を目指す初心者の方に向けて、見城さんは「準備が整ってから」と考えすぎないことの大切さを語る。

「出たいと思ったなら、すぐ出た方がいいと思います。出られる体になってから出ようと思っていると、あっという間に5年、10年経ってしまうので」

見城さん自身が競技を始めた2016年頃は、初心者が挑戦できる大会は現在ほど多くなかった。当時は、いきなりレベルの高い大会に挑戦する必要があったという。

一方、現在は、マッスルゲートであれば「新人の部」など、初めてステージに立つ選手が挑戦しやすい環境が整っている。

「今は本当に出やすい環境だと思います。3年くらいトレーニングをして、1年くらい準備期間を取れば、十分挑戦できると思います」

大会に出ることを目標にすることで、トレーニングへの向き合い方も大きく変わる。見城さんは、一歩踏み出すことの価値を強調した。

「出ると言って出ない人は結構多いですが、1回出てみると変わると思います」

自分自身の努力を形にし、年齢を重ねても挑戦し続けられるボディビル。その魅力を知る見城さんは、これからもトレーナーとして、そして一人の競技者として、身体づくりの楽しさを伝えていく。

【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。

執筆者:久米大郎
理工系出版社で数学書の編集者として勤務。
ゴールドジムでボディメイクに励み、ボディビル競技に挑戦中。
競技者としての経験を生かし、FITNESS LOVEでトレーニングやボディビルに関する取材・執筆を担当。
徳島県徳島市出身、神奈川県大和市在住。

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取材・文:久米大郎 写真:北岡一浩

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