APF選手 コンテスト

「52歳で初ボディコンテスト」 きっかけは減量する夫のサポートで自らも引き締まったこと

8月15日(土)、東京都・きゅりあんで開催されたAPF(Asia Physique Federation)主催の『APF VISIONARY TRYOUT CUP 2026』。レジーナクラスで3位に輝いたのが、松岡由美(まつおか・ゆみ / 52)さんだ。地元のスポーツクラブに通い続けて14年。長年運動を習慣にしながらも、コンテスト出場とは無縁だった松岡さんが、52歳で初めてステージに立った理由とは?

【写真】松岡由美さんの鍛え上げた背中で魅せた砂時計ボディ

「もともとはダイエットや健康のために、夫と一緒にスポーツクラブへ通い始めました。当時は今のように大会も多くなかったので、自分が出場するなんて全く考えていなかったです。ずっとスタジオレッスンや筋トレを続けていましたが、コンテストは今回が初めてでした」

夫の大会挑戦をきっかけに、自身もステージへ

転機となったのは、夫が4年ほど前からベストボディ・ジャパンへの出場を始めたこと。大会をそばで支え、食事も合わせるうちに松岡さん自身の身体も引き締まっていったことが大会へ導いた。

「夫の大会が近づくと食事を合わせるので、友人からも ”旦那さんの大会が近づくと締まってくるよね” と言われていました。なかなか一歩を踏み出せない日々を送っていましたが、年齢のことも考えて、挑戦を決心しました」

夫の仕事を手伝う松岡さんは、スキマ時間を活用してトレーニング。大会に向けては長年続けてきたスタジオレッスンを一時休止し、ウエイトトレーニングに集中した。

「自営業なので、スキマ時間を使ってジムへ行き、家のことは夜にするようにしていました。今回は『砂時計ボディ』をつくるため、特に背中を頑張りましたね。フィードバックでも褒めてもらえたのでうれしかったです」

「食べたら動く、動いたら食べる」で14年間継続

初めて立ったステージは「あっという間」だったという。練習では笑顔をつくることや審査員を見ることに苦戦したものの、本番ではステージそのものを楽しむことができた。

「本当にあっという間に終わりました。悔しさもありますが、最後は楽しく終われたので良かったです。練習では笑顔や審査員を見ることが課題だったので、本番で楽しめたことは自分にとって大きかったですね」

14年間も運動を続けられた背景には、「食べたら動く、動いたら食べる」というシンプルな考え方がある。また、スポーツクラブでできた仲間の存在も継続する力になった。

「食べたら動く、動いたら食べるという考えを自分の中にすり込んでいます。食べた分は身体を動かして汗をかこう、という感覚ですね。それに友人に会いに行くこともジムへ通う目的の1つになっていました。部活のように仲間やコミュニティができることも、運動を続ける良さだと思います」

健康のために始めた運動を14年間続け、52歳でコンテストという新たな世界へ踏み出した松岡さん。積み重ねてきた運動習慣と仲間の存在が、年齢に関係なく新しい挑戦へ踏み出せることを示してくれた。

【用語解説】
レジーナクラス:フィットネスやスポーツで養われた自然体の逞しさと女性らしい健康美を競う、初心者やビキニ競技に今後挑戦したい方に適したカテゴリー

【APFのアンチドーピングへの取り組み】
APFは、関わる全ての人の成長と価値創造を使命とし、健全で公正な競技文化の発展を目指している。その一環として、日本簡易検査ドーピング協会と連携し、全国で開催される全ての大会でドーピング検査を実施。

執筆者:池田光咲
IRONMANを中心にトレーニング・スポーツ系メディアや雑誌で執筆・編集活動を展開中。ベンチプレス世界選手権3位の入賞経験をもつ現役アスリート。

次ページ:松岡由美さんの鍛え上げた背中で魅せた砂時計ボディ

取材:池田光咲 撮影:高坂裕希

-APF選手, コンテスト
-

次のページへ >

おすすめトピック



佐藤奈々子選手
佐藤奈々子選手