マッスルゲート選手 コンテスト

「筋トレで自分らしさを取り戻した」 元看護師がボディコンテストで活躍!

「筋トレが、後ろ向きにしていた私の気持ちを前へ進ませてくれた」と話す、塚本教子(つかもと・のりこ/39)さん。塚本さんは、愛媛県新居浜市市民文化センターで開催された『マッスルゲートウーマンズコンテスト(6月27日開催)』ウーマンズフィジークで優勝、ボディフィットネス2位に輝いた。

【写真】塚本教子さんの力強く女性らしい筋肉美(ステージショット7枚)

塚本教子さん

気分転換で始めた筋トレが人生そのものを支えてくれた

塚本さんは今回の大会について「多くの人との出会いが心に残る大会だった」と語る。

「同じジムの仲間と励まし合いながら大会まで準備を進められたことは、とても大きな経験でした。一人では気付けないことを教え合い、一緒にポージングを練習しながら過ごした時間は、自分自身を成長させてくれたと思います。控え室では他県の選手の方とも自然に会話が生まれ、あたたかい雰囲気に緊張も和らぎました」

塚本さんがトレーニングを始めたのは6年前、コロナ禍がきっかけだったという。

「そのころは看護学生をしていて、勉強や実習、人間関係に悩むことも多く、健康づくりや気分転換になればと思いジムへ通い始めました。『運動は脳にも良い影響を与える』という本を読んだことも、背中を押してくれたきっかけです」

その後、看護師として働くなかで心身のバランスを崩し、塚本さんは退職を経験した。

「それでも筋トレだけは自然と続けることができ、少しずつ前向きな気持ちを取り戻していきました。時間に余裕ができたことで食事やポージングにも取り組めるようになり、ボディコンテストの大会に出場したのが3年前です。あのとき、思い切って挑戦してよかったと思っています」

心と身体の健康を保てる筋トレは『人生の味方』

塚本さんは週5回、1回約3時間のトレーニングを行っている。

「脚、胸、背中、肩、腕と部位を分け、高重量を扱う週、ストレッチを意識する週、乳酸をためる週など、目的を変えながら取り組んでいます。ポージングはレッスンで基礎を学び、自宅やスタジオで動画を何度も見返しながら練習しました。本番では、ひまわりのような笑顔をイメージし、見てくださる方へ前向きな気持ちを届けられるよう意識しました」

塚本さんは今回、減量方法として『たんぱく質をしっかり摂りながら、炭水化物も必要量はきちんと食べる』ことを意識した。

「以前は炭水化物を極端に制限したことで体調を崩した経験がありました。その反省から、今回は先輩選手のアドバイスも参考にしながら、健康を最優先に減量方法を模索しています。身体を絞るために炭水化物の摂取量は調節するものの、競技を長く続けるためには、健康な状態を維持することも大切だと改めて感じました」

「フィットネスを通して人とのつながりが増え、社会との関わりを取り戻すことができました」と話す塚本さんにとって、筋トレは身体を鍛えるだけのものではなく、落ち込んだときに前を向く力を与えてくれた『人生の味方』だった。塚本さんの心と身体の健康を大切にする姿勢は、多くの女性の背中を押してくれるだろう。

【マッスルゲートアンチドーピング活動】 マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。

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取材・文:山口夏織 撮影:岡暁

執筆者:山口夏織 フィットネスからグルメ&レジャー、経済紙まで様々なジャンルで執筆&撮影を行う、歌う筋肉クリエイター。自身もボディコンテストへの参加経験があり、日々鍛えている。どちらかといえば猫派、某チョコはきのこ派。

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