APF選手 コンテスト

彼氏からの「そんな身体じゃ筋トレのサポートは無理」で奮起 「ガリガリが美徳」 から体重15kgのバルクアップで劇変しコンテスト優勝

8月15日(土)、東京都・きゅりあんで開催されたAPF(Asia Physique Federation)主催の『APF VISIONARY TRYOUT CUP 2026』。ビキニモデル(※)部門で優勝に輝いたのが、小山瑞貴(こやま・みずき / 31)さんだ。かつては ”ガリガリが美徳” と考え、食事を抜いて痩せることばかり意識していたという小山さん。そこから15kg増量して筋肉をまとい、コンテスト優勝を果たすまでに変わったきっかけとは?

※過度な筋肉量や減量を求めず、女性らしい美しさや引き締まった健康的なスタイルを競う人気のコンテスト部門

【写真】小山瑞貴さんの毎日のスクワットで作りあげたお尻

「当時付き合っていた彼がベストボディ・ジャパンの出場を目指していたのですが、筋トレをまだ始めていなかった私は、一緒にジムへ行ってもベンチに座っているだけで(笑)。ある日、彼が持つ重いバーベルのサポートをしようとしたところ、”そんな身体じゃ無理だ” と言われたんです。この一言がすごく悔しくて、その足でゴールドジムへ入会しに行きました」

大敗をきっかけに15kg増量

とはいえ、最初は何をすればいいのか分からず、有酸素運動ばかりの日々。そんなときにジムの店長からマッスルビーチコンテストへの出場を勧められ、初めてステージに立った。

「初大会はまったく太刀打ちできず、大敗でした。ステージに上がって恥ずかしい思いもしましたが、それで逆に火がついたんです。それまでは細ければいいと思っていましたが、今度は ”マッチョになりたい” と思い、そこから15kgほど増やして筋肉をつけました」

現在はライブ配信の仕事をしながら、ライバー育成の事務所も運営。トレーニングでは下半身が目立ちすぎないよう、上半身を重点的に強化した。一方、自身の強みであるお尻は丸みを保つために欠かさず鍛えている。

「成績を残せるようになったのは、気が狂ったようにスクワットをやるようになってからです(笑)。多いときは毎日のようにバーベルスクワットをしていました。デッドリフトにも取り組みながら、下半身だけが目立たないよう全身のバランスを意識しています」

「簡単に痩せる」より健康的な身体作りを

SNSの普及によって容姿を評価される機会が増え、コンプレックスを抱く人も増えていると感じる小山さん。だからこそ、体重だけを落とすのではなく健康的な身体づくりを勧めたいという。

「私自身も昔はサプリなどに頼って痩せようとしていた時期がありました。でも、女性はよほどのことをしなければ、トレーニングですぐにムキムキになるわけではありません。有酸素運動など基本的なことからでもいいので、健康に長生きするためのフィットネスを始めてほしいです」

細さだけを求めていた10年前から、筋肉をつけることでコンテストの頂点へ。小山さんの変化は、体重を減らすだけではない “健康的に身体を磨く” という選択肢を示している。

【APFのアンチドーピングへの取り組み】
APFは、関わる全ての人の成長と価値創造を使命とし、健全で公正な競技文化の発展を目指している。その一環として、日本簡易検査ドーピング協会と連携し、全国で開催される全ての大会でドーピング検査を実施。

執筆者:池田光咲
IRONMANを中心にトレーニング・スポーツ系メディアや雑誌で執筆・編集活動を展開中。ベンチプレス世界選手権3位の入賞経験をもつ現役アスリート。

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取材:池田光咲 撮影:高坂裕希

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