マッスルゲート選手 コンテスト出場

53歳、初挑戦のコンテストで優勝!夫と高校生の娘とボディメイクを楽しむ

9月20日(日)にアクロス福岡で開催された「マッスルゲート福岡大会」。ビキニフィットネスマスターズ35歳以上の部で優勝、ウーマンズレギンスフィットネス158cm以下級で3位入賞を果たしたのは、真木香(まき・かおり/53)さんだ。

「40歳を超えたあたりから代謝も悪くなり、体重もみるみる人生最大値。これではいけない!と一念発起でジムの扉を開けたのがきっかけです」

運動経験がほとんどなかった身体も、ジムに通ううちに少しずつ変化していった。しかし、身体が変わり始めても、すぐに骨格的にくびれが少ないなどのコンプレックスを克服できたわけではなかったという。

【写真】真木香さんの鍛え上げたヒップで魅せるバックポーズ

転機となったのは、先に大会出場を目指した夫の応援で、初めて「マッスルゲート博多大会」を観戦したことだった。

「初めてのボディビルの大会。今までのムキムキバキバキのイメージが払拭され、大会に出場されていた選手の美しさに魅了されました」

その経験から、自分もステージに立ってみたいという気持ちが芽生え、まずはドリームモデルを目指すことに。

「50歳代になってステージに立つという経験はとても貴重なもので、その大会を機に次へ次へと自分なりの目標を掲げてトレーニングに励むようになりました」

やがて高校生の娘もジムに入会し、家族でトレーニングを楽しむ日々に。娘も大会出場を目標にするようになり、家族でそれぞれの目標に向かって身体づくりに取り組んでいる。

目標を持ってトレーニングを続けるうちに、身体が理想に近づいていくことが楽しくなったという真木さん。ボディメイクは、身体だけでなく心にも変化をもたらした。

「ボディメイクは身体づくりはもちろんのこと、精神的にも強くなりました。身体づくりに関しては人に流されず、ブレずに自分がどうなりたいかだけを考えることができるようになったと思います。一番は、コンプレックスだらけだった自分に自信が持てるように変わってきたと思います」

現在は週4日、1回あたり1~2時間のトレーニングを実施。背中のトレーニングが好きで、ダンベルロウイングではできるだけ重い重量を扱うようにしている。

「肩が上がると僧帽筋に効いたりするので気を付けています。どの部位も同じメニューをこなすのではなく、できるだけいろんな種目を心がけています」

また、もともとウエストのくびれが少ない体格を踏まえ、肩や背中、お尻周りを鍛えて身体のアウトラインをつくることにも力を入れている。

「自分がどうありたいか。どうなりたいか」初挑戦のビキニでつかんだ優勝

ドリームモデルを経て、ウーマンズレギンスやウーマンズレギンスフィットネスのカテゴリーに出場してきた真木さん。トレーナーの勧めもあり、以前から憧れていたビキニフィットネスへの挑戦を決めた。

「これまでとは違い、露出の多いカテゴリーですので、自信のなさが押し寄せてきて自分のメンタルとの戦いでした」

ビキニフィットネスに必要な「しなやかさ」を身につけるため、ヒールを履いてのポージング練習や柔軟ストレッチにも力を入れてきた。

「幸いなことに、私の周りにはいつもポジティブなアドバイスをくれるトレーナーさんや、カテゴリーは違っても同じ目標を持っている家族、仲間がたくさんいたので、アドバイスや相談をし合い、楽しくトレーニングできていました」

そして迎えた今回の大会。大会出場3年目にして初めての優勝を果たした。

「初めて優勝できて、とてもうれしかったです。見たことのないメダルの色でした(笑)」

うれしい結果を手にした一方で、本人の中では反省点や改善したい部分も多く残っているという。

「今回の大会での優勝経験は本当にありがたいものでしたが、反省点はたくさんあり、これから先、改善点が盛りだくさんです」

目指すのは、憧れの選手たちを参考にしながら、自分が思い描く理想の身体に近づくこと。そして、これからもビキニフィットネスへの挑戦を楽しみ続けることだ。

「自分がどうありたいか。どうなりたいか。人には流されず、常に強い意志でこれからも目標達成する楽しみを持ち続けていきたいと思っています。これから先もビキニフィットネスへの挑戦を楽しみたいです」

何歳からでも新しい挑戦はできる。真木さんの歩みは、自分の可能性を信じて一歩踏み出すことの大切さを教えてくれる。周りと比べるのではなく、自分がどうなりたいかを大切に、自分らしいボディメイクを楽しんでみてはいかがだろうか。

【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。

執筆者:佐藤佑樹
主にFITNESS LOVEで執筆中。自身も大会へ出場するなどボディメイクに励んでいる。料理も好きで、いかに鶏胸肉を美味しく食べるかを研究中。

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取材:佐藤佑樹 撮影:西山稔夏

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