10月4日(日)、埼玉県・ 三郷市文化会館で開催された『サマースタイルアワード 2026 関東予選』。ビューティーフィットネスモデル部門(※)ショートクラスで3位に入賞したのが、かをりさんだ。かつては自分の体型に自信がなく、身体のラインを隠す服ばかり選んでいたという。ボディメイクを通じて身体だけでなく考え方も前向きになり、今では自分自身の努力を認められるようになった。
※モノキニを着用し、単に細いだけでなく、女性らしい丸みとしなやかさを残した引き締まった身体が評価されるカテゴリー

今回の大会では、これまで出場していたビキニモデル部門からビューティーフィットネスモデル部門に初挑戦。課題としていた下半身の強化に力を入れてきた。
「もともとお尻が弱くて、今回は特に下半身を頑張ってきました。でも、いつもより絞ったことで上半身と下半身の差が大きくなってしまったんです。上半身が強い分、下半身の弱さがより目立つようになってしまって。 あらためて自分の課題を実感する大会になりました」
フォームの見直しで感じた身体の変化
今年はパーソナルトレーニングにも積極的に通い、これまでのトレーニング方法を見直した。特に大きかったのは、種目ごとの目的や筋肉への効かせ方を理解できるようになったことだという。
「今までは何となく種目をこなしている部分もあったのですが、パーソナルジムに通ってからは、その種目をやる意味から理解できるようになりました。フォームを見直すことで、以前は腰が痛くなっていた種目も痛みなくできるようになったんです。狙った筋肉に効いているかどうかも、自分でわかるようになりました。新しい種目も取り入れられて、トレーニングの質が変わったと思います」
下半身にはまだ課題が残るものの、上半身には確かな成長を感じている。
「背中はトレーニングを始めた1年目と比べて、圧倒的に変わったと感じています。弱かった肩のリアも、去年より良くなったと言っていただけました。筋肉は努力の積み重ねでつくものなので、小さな変化でも1年間頑張ってよかったと思えます。これからも考えながらトレーニングをして、下半身をもっと強化していきたいです」
「やらなきゃいけない」にしないことが継続の秘訣
「最初は身体が変わるまで続けることが難しかったんです。でも、トレーニング自体が好きだったので、少しずつ生活の一部になっていきました。疲れているときは休みますし、定期的にオフも入れています。ある程度の頻度は決めていますが、絶対に行かなきゃいけないと自分に強制しないことが大切だと思います」
ボディメイクによって変わったのは、身体だけではない。以前は体型を隠す服を選んでいたが、今では身体のラインが出る服も楽しめるようになった。
「昔は自分の体型が好きではなくて、ロングスカートやダボっとしたズボンばかり履いていました。でも今は身体のラインが出る服も着られるようになりましたし、物事をマイナスに考えることも減りました。大会を通じて同じ趣味の友達も増えて、励まし合える存在ができたことも大きいです。今回の結果は悔しかったですが、全力を出し切れたので後悔はないですし、友達の優勝も心から喜べました」
結果だけでなく、努力してきた過程も認められるようになったかをりさん。仲間と支え合いながら自分の弱さを成長のきっかけに変えていく姿は、ボディメイクを続けることの魅力を教えてくれる。
【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。
執筆者:池田光咲
IRONMANを中心にトレーニング・スポーツ系メディアや雑誌で執筆・編集活動を展開中。ベンチプレス世界選手権3位の入賞経験をもつ現役アスリート。
取材:池田光咲 撮影:高坂裕希
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