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ドレス姿でくびれ際立つ、砂時計ボディを披露!ミュージカル経験を活かした豊かな表現力

俳優の金子賢氏がプロデュースし“サマスタ”の愛称で知られる人気ボディコンテスト「SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード=SSA)関東予選」が10月10日(月・祝)、東京・日野市民会館で開催された。DRESS部門では、ミュージカルなどの舞台経験を活かした豊かな表現力が際立った室橋利江選手(33)が2位入賞を果たした。

【写真】室橋選手が披露したドレス姿の砂時計ボディ

もともとは2016年~2019年まで開催していた「SSA×DREAM」にて設けていたカテゴリーのドレス審査。今シーズンから改めて単体カテゴリーとして本格再始動し、このカテゴリーの開催を心待ちにしていたのが、室橋選手だ。大学卒業後、数年にわたりカナダ留学を経験したが、帰国後は69㎏まで体重が増加。慌ててパーソナルジムに駆け込んだのがトレーニングを始めたきっかけだという。

「ジムでは最初に『何キロ痩せたいですか』と聞かれたのですが、私の答えは『数字じゃなくて、くびれがほしいです!』。もともとレトロドレスやワンピースのくびれに憧れていて、それがトレーニングのモチベーションにもなっていました。そうこうするうち、様々な大会でドレス部門が盛り上がってきたので、さらに明確な目標ができました」

現在はボディコンテストに精力的に出場するかたわら、スポーツジムでボディメイクの指導も行っている。

「身体づくりの中でも、やはりくびれにはこだわっています。肋骨へのアプローチのほか、肩周りなどの上半身とヒップラインをしっかりつくることで、視覚的にもウエスト部分のくびれをつくるといったアプローチもご提案しています」

今大会でも、砂時計のような美しいボディラインとエレガントなドレスさばきで、ニュアンスの効いたボルドーカラーのロングドレスを見事に着こなしていた。

「もともと音楽をやっていたり、カナダではミュージカルをやっていたり、表現することが好きなんですよね。ボディコンテストも形は違えど、舞台上の表現という点ではつながるものがあると思っているんです。これからもボディメイクを通して、表現することや挑戦することを楽しんでいきたいと思います」

取材:藤村幸代 撮影:中原義史

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執筆者:藤村幸代
スポーツとカラダづくりを中心にカルチャー、ライフ、教育など多分野で執筆、書籍構成・プロデュースを行っている。神奈川県横須賀市出身、三浦市在住。

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