コンテスト

くびれ際立つビキニ姿でシステムエンジニアが目指すSBCの頂点

筋肉美・健康美を競う『Super Body Contest(スーパーボディコンテスト=以下SBC)』。エンターテインメント性の高い演出や出場者への手厚いサポートなどが受け入れられ、コンテストビギナーでも出場しやすいと話題のボディコンテストだ。昨シーズン数多の賞を受賞してきた、茶屋葵(ちゃや・あおい)さんも初めての出場でSBCの舞台を選んだ一人。コンスタントに大会への挑戦を続け、躍動感のあるパフォーマンスで会場を沸かせてきた茶屋さんに今シーズンへの意気込みを聞いた。

【写真】美しいくびれが際立つ茶屋さんのポージング

「昨シーズンを改めて振り返ってみると、とても充実したシーズンだったと感じます。コンテスト初挑戦の千葉大会では2つ部門でオーバーオール優勝(総合優勝)をいただけたり、ベストパフォーマンス賞(表現力が豊かでインパクトのある選手に贈られる賞)もシーズンを通して2回もいただくことができました。12月のFINAL大会(日本大会)でも2部門で準優勝と、初年度からもったいないくらいの賞をいただくことができたのではないかと思います。筋トレをするなかで、何か目指す目標が欲しいなと思いコンテストへの挑戦を決めましたが、挑戦することに加えて結果も出すことができたので、ひとまず昨シーズンの目標は達成できたと思っています」

茶屋さんのストロングポイントはなんといっても躍動感のある表現力と、美しい背中からくびれにかけてのボディライン。ビギナー選手とは思えないパフォーマンスで、コンテスト出場を重ねるにつれてその存在感を放ってきた。

「当初はとにかくメンタルが弱く、周りの人と比べては落ち込んだり、毎日の体重測定で一喜一憂することが多かったです。11月の鎌倉大会では結果が振るわず3部門で2位と、個人的には昨シーズンで一番悔しい出来事だったように思いますが、負けを知ったことで強くなれた部分もありFINALに向けて立て直して進むことができました。この立て直しは自分一人の力ではできなかったことで、トレーナーさんのサポートが大きかったです。身体のことだけでなく、精神的な面でのサポートも本当にありがたかったなと感じています。

今シーズンはその経験を踏まえ、客観的に自分を見ることができています。挑戦を通じて何かあっても落ち着いて考察したり、小さいことで落ち込まないように成長できました。普段の仕事では多面的に物事を捉えるように心がけたり、冷静に物事を判断することを意識してきましたがコンテスト出場への準備となるとなかなかそう思うようにはいかなかったですね(笑)」

身体づくりに励むことで、美しい身体だけではなくメンタル面も鍛えることができているという茶屋さん。システムエンジニアとして勤めている仕事でも嬉しい変化が訪れた。

「昨年は仕事でも昇級することができて、立場が上がったことで任される仕事の幅も広がったりと仕事にも頑張って取り組んでいます。コロナ禍になってからずっと在宅勤務のため、仕事前、昼休み、仕事後の3つの時間に分けてトレーニングに取り組んでいます。3回すべてジムに行くこともありますし、その日の体調と仕事の状況によってさまざまです。自宅にダンベルやバイクなどもありますが、どうしてもモチベーションが上がらないためなるべくジムに行ってトレーニングすることを心掛けています。周りに他の方が居た方が気合も入りますし、ジムに行けた事実が自信にもなっています!」

最後に今シーズンも躍進を遂げることが期待されている茶屋さんに、開幕に向けての意気込みを聞いた。

「昨年、達成することのできなかった日本一を目指して努力していきます!実は今シーズンについて、なかなかモチベーションが上がって来ずに大会出場すら諦めようかなと考えていた時期もありました。ですが、今年のSBCの(開催を告知する)ポスターにFINALで優勝した選手の方々が載っていらっしゃるのを見た時に、とてつもなく悔しい気持ちになり、悔し涙を流してしまったことがありました。

もちろんFINALでの2位も立派な成績だと思いますが、1位とはやはり違うもので2位でも予選落ちでも、変わらないと気が付いてしまいました……。この悔しさは勝つことでしか晴らせないんだと思います!なので一つひとつの大会を成長の過程だと捉えて、身体も精神的にも強い選手になります」

取材:FITNESSLOVE編集部 撮影:北岡一浩

次ページ:美しいくびれが際立つ茶屋さんのポージング

次のページへ >


-コンテスト
-,