10月14日に開催されたマッスルゲート京都大会でウーマンズレギンス163㎝超級と50歳以下級で優勝に輝いた小池夕紀(こいけ・ゆき/48)さん。実は、現在JBBFのビキニ選手として活躍する注目の女子高生である小池星蓮さんの母親だ。トレーニング歴は10年ほどになる夕紀さんだが、ある日急遽コンテストに出ることに。そのきっかけは星蓮さんの「ある一言」がきっかけだった。
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「このような光栄な結果を頂けて、ただただビックリしているというのが本音です。大会までの準備期間も、当日のバックステージでも、まさか自分が優勝できるなんて思ってもいなかったので(笑)。ただ、この大会に向けて3カ月半、ウーマンズレギンスに必要なアウトラインを強化するために取り組んできました。特に肩を週2回に増やし、レイズ系を中心に約1時間みっちり追い込んできました。その成果が出たことはうれしく思っています」
2冠という見事な結果を残した小池さんだが、コンテストデビューのきっかけは星蓮さんのある一言がきっかけだった。
「もともと私は約10年ほど前から筋トレをしているんですが、コンテストの存在を知ったのは娘の星蓮が『(コンテストに)出たい』と言ってからなんです。星蓮は2月のマッスルゲート兵庫、そして5月の大阪と出場したんですが、大阪大会前に星蓮が『控室で一人はイヤやからついてきて』って(笑)。私のコンテストデビューは、その大阪大会になりました」
小池さんの普段のトレーニングは、「楽しく続ける」がモットーだ。
「ジムには1日2回行く日もあるので、週10回ほど行っています(笑)。筋トレ自体は週に6回で、いつもはスタジオレッスンを受けて、その後に筋トレをする日はそのまま、という流れです。スタジオレッスンでは高強度インターバルトレーニングとバーベルのパワー系レッスン、エアロビクス、プールレッスンを主に受けているのですが、それが楽しさの源でもあり、また有酸素代わりにもなり、という形で、10年間レッスンと筋トレを続けられています」
「星蓮も同じゴールドジムに通っていて、たまに時間帯が被ってトレーニングを見ることがあるのですが、私には考えられないくらいの重量を扱っていて、『関節痛めそうだなぁ』とか『若くて勢いがあっていいなぁ』とか思いながら見ています。私がその重量を扱うとおそらく身体が持たないので(笑)」
さまざまなコンテストで活躍する星蓮さんを間近で見て、良い刺激をもらっているという。
「星蓮の活躍にも勇気づけられています。今シーズン、しんどいことも多かっただろうに、その中でのマッスルゲート優勝、ビキニ挑戦、JBBFのビキニでも好成績を残したことは本当にすごいなと思っています。星蓮が活躍している姿を見て、私も、今は星蓮のサポートで大変なんですが、余裕が出てきたらドリームモデルやフィットモデルにも挑戦してみたいです」
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取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介