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200kgを扱う下半身の筋肉で魅せた28歳 審査員に褒められるほどの「丸いヒップ」

賀来玲恵さん3月31日(日)、 大宮ソニックシティにて『SUMMER STYLE AWARD(以下サマスタ) 新人類&ROOKIE CHALLENGE CUP 東日本予選』が開催され、賀来玲恵(かく・れいけい/28)さんがベティ部門で準グランプリに輝いた。

【大会写真】賀来玲恵さんの「審査員に褒められたヒップ」と脚の筋肉

「サマスタでトップクラスの実績を持つ兵藤明日香さんと知り合いということもあり、4年ほど前からサマスタへの憧れがありました。食事制限への厳しさやコロナ禍の影響もあり、踏み出せない日々が続いていたのですが、おうち時間が増えたことで体重が10㎏も増えてしまったんです。そこで、今年の9月から憧れのサマスタの舞台に立つべく、トレーニングを始めました」

最終的にはMAX体重からマイナス15kgの減量に成功したという賀来さん。筋量を増やしながら、脂肪を落とすことが求められる中、どのような方法で身体づくりに励んできたのだろう。

「いきなりハードなトレーニングをやることはなく、強度は少しづつ上げていきました。まずは脂質を抑えるローファットダイエットから始まりましたね。有酸素運動はコンテスト3カ月前から。2カ月前からは徐々にケトジェニックに切り替えるといった形で日ごろの生活管理はしていました。私はサバ缶と相性がよかったみたいで、よく食べていましたね。ナッツは食べ始めると止まらなくなってしまうので、摂取は控えるようになりました」

当初は運動習慣さえなかったという賀来さん。少しの運動で疲労が溜まってしまっていたというものの、徐々に身体を動かすことにも慣れた。今では毎日トレーニングができるまで体力がついたという。

「トレーニングを始めた当初は週2〜3日の頻度で精一杯でしたが、今では毎日しています。逆に、毎日トレーニングをするために上半身と下半身を交互に鍛えていたといっても過言ではありません。重量も着々と伸び、今ではレッグプレスも200kgを扱えるまでになりました」

初めての大会を振り返り、”楽しかった”と振り返りつつも今後の課題も明確になった。

「審査員の皆様からはお尻が良いとフィードバックをいただいたのですが、逆に背中のVシェイプが課題であるとアドバイスをいただきました。ここを強化していくためにも今後は基本的な身体作りはもちろんのこと、ポージングでの背中の見せ方をさらに強化していくことが重要であると考えています。全体的に絞りも甘く、大会直前のコンディション調整もうまくいかず、浮腫んでしまったので今後は改善していきたいです」

筋トレを通して見た目の変化だけでなく、体質にも変化が見られたという。15kgの減量と運動習慣で賀来さんが得られたものとは。

「もともと、低血圧で朝が本当に弱くて……。朝活に憧れはあったものの、血圧の影響で朝は動けないのが当たり前でした。でも、トレーニングをはじめてからは食事管理も功を奏し、朝もスッキリと目覚めることができるようになったんです!今では目覚まし時計がなくても起きれるんですよ。筋トレは見た目だけでなく、体質にもいい変化をもたらしてくれる素晴らしいものだと体感しています。これからも大好きな筋トレを通して、見た目も中身も健康的な身体づくりを目指していきます!」

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取材:池田光咲 撮影:北岡一浩

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