コンテスト womens

11年間ボディコンテストに出場し続ける59歳・ファーストクラス&VIPアテンド 初出場のきっかけは雑誌のモデル撮影【私のコンテストデビュー】

仁ノ岡紀代美さんボディコンテストに出場することのハードルは高いが、コンテストに継続的に出場することは精神的にも肉体的にも並大抵の努力ではできないだろう。そんな中、ベストボディ・ジャパンに11年間出場し続けている選手がいる。仁ノ岡紀代美(にのおか・きよみ/59)さんだ。仁ノ岡さんにデビュー戦当時のことを振り返ってもらった。

【写真】仁ノ岡紀代美さんのデビュー戦!ゼブラ柄のビキニ姿

19歳のとき、キャビンアテンダントになるための体力向上を目的にトレーニングを始めた仁ノ岡さん。トレーニングは長く続けていたが、転機は2014年。女性のためのトレーニング&スポーツ専門誌『Woman’s SHAPE&Sports』の撮影のときに一緒だった方からどの大会に出ているか聞かれ、ベストボディ・ジャパンを勧められたことがコンテストへ出場するきっかけだったそうだ。

「2014年10月末に行われた関東オープンで初出場、準グランプリ。日本大会への切符をつかみました」

デビュー戦について「あっという間に終わりあっという間に準グランプリをいただきましたが正直グランプリが欲しかったです」というコメントを聞くと、随分落ち着いていたような印象を受けるが、デビュー戦ならではの微笑ましい失敗もあったようだ。

「前半の人が規定ポーズ審査をしているとき、私も後列で一緒に規定ポーズをしてしまい途中で気がつきました」

ほかにも「会場ではあの人雑誌などで見たことある人だ」と舞い上がることもあったが、デビュー戦では、その後コンテスト出場を長く続ける原点とも言える出来事があった。

「知り合いも全くいませんでしたが、すぐに数人と仲良くなり、その中の一人は今でも交流があります」

人とのつながりを大切にしてきた仁ノ岡さんは、「ベストボディ・ジャパンでは11年生です。恐らくお休みなしで大会に参加している最古の選手です」と言ったあとに、コンテストに出場してよかったことをこう話してくれた。

「コンテストを通してたくさんの方々と知り合うことができました。これは本当に宝物です。2017年ホノルル大会の帰国日に主人が癌で亡くなったときもベストボディの選手が励ましてくれました。ありがたかったです」

これからコンテストデビューする人へのアドバイスは、長年コンテスト出場を続けてきた仁ノ岡さんならではのものだった。

「いくつになってからでも遅くはありません。全国にたくさんのお友だちができて楽しいです。無理のない範囲でスタートしてみたらいかがでしょうか?」

次ページ:仁ノ岡紀代美さんのデビュー戦!ゼブラ柄のビキニ姿

取材:あまのともこ 写真提供:仁ノ岡紀代美

次のページへ >


-コンテスト, womens
-,