ベストボディ選手 コンテスト

ジム歴2年の51歳が魅せたくびれからヒップにかけてのサイドライン 嬉しかったのはコンテスト入賞だけでなく末端冷え性が改善されたこと

水島真理子さんフィットネス業界には、トレーニング初心者が挑戦しやすい大会や、筋骨隆々な選手が出場するハードコアな大会など、さまざまなコンテストがある。その中でも、特に初心者が出やすい大会だと言われているのが、ベストボディ・ジャパン協会が開催する、男女年齢別で健康美を競う『ベストボディジャパン』。

【写真】水島真理子さんが魅せたくびれからヒップにかけてのサイドライン

ジム歴2年目の水島真理子(みずしま・まりこ/51)さんが出場したのは同協会主催の『モデルジャパン2024岡山大会』だ。筋肉量よりもスタイリッシュな体型を求められる、モデルジャパン。水島さんは自身の見せどころである、ウエストのくびれからヒップにかけてのサイドラインを存分に生かしたポージングで、初出場ながらクイーンクラスで3位入賞という好成績を収めた。

「運動すること自体は好きでしたが、ジム歴も浅いし大会に出られるような身体ではないと思っていました。でも、トレーナーさんやジムの仲間たちの後押しもあって、出場する勇気が湧いたんです。皆さんの支えがあったから、ステージに立つことができました。心から感謝しています!」

趣味だったサーフィンがコロナ禍によって行けなくなり、溜まったフラストレーションを発散するためにトレーニングを始めた水島さん。華奢な上半身と重力に負けてたるんだお尻のアンバランスさがコンプレックスで、当初はプリッと引き締まった美尻を目指していたという。

筋トレは、1回やっただけですぐに結果が得られるような即効性はないのが現実だ。しかし積み重ねていれば必ず結果はついてくる。

「初心者だからできないことがあって当たり前。でもその部分に目を向けるんじゃなくて、できた自分を認めてあげることが大切なんだと気付いたんです。コツコツやっていると手応えを感じるようになるし、少しずつ身体が変わっていく楽しさを知りました」

日常的に運動するためのトレーニングジム、マンツーマンで指導を受けるパーソナルジムに通っているそうで、「周りと比べすぎず、自分のペースを保ちながら最大限の努力をする」ことを胸に筋トレを行ってきた。

最初のうちは、トレーナーになんでも相談していたという。マシンの使い方や、どんな種目をするのがいいかなど、疑問を早い段階から解消することで方向性を間違わずに進むことができるからだ。水島さんにとって、ジムはまさに“パワースポット”となった。

「理想の身体に近づくために始めた筋トレだったけど、他にも予想してなかったいいことがあったんですよ!」と、水島さんの声は弾む。なんと、若いころから悩んでいた末端冷え性がかなり改善されたという。冬には霜焼けになるほど酷く、ずっと悩み続けると思っていたが、筋トレをしている今は冷え知らず。身体の芯から温まる感覚が続き、風邪もひきにくくなった。

美しいボディラインとともに、健康もゲットした水島さん。「これからも大会を経験していきたい」と話す水島さんの物語は、まだ始まったばかりだ。

次ページ:水島真理子さんが魅せたくびれからヒップにかけてのサイドライン

取材:小笠拡子 撮影:山口夏織

-ベストボディ選手, コンテスト
-,

次のページへ >

おすすめトピック




佐藤奈々子選手
佐藤奈々子選手