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53歳のラジオパーソナリティがボディコンテストで躍動 病気で入院の経験が大会出場の決め手に

北島直子選手2024年6月16日(日)に行われたマッスルゲート京都大会で、ステージ上でずっと目を輝かせて笑顔が印象的な女性がいた。

ウーマンズレギンス一般の部 158cm以下級とウーマンズレギンスフィットネス一般の部158cm以下級、両カテゴリーで3位に輝いた北島直子(きたじま・なおこ/53)さんだ。

【写真】ラジオパーソナリティ・北島直子さんが作り上げた健康的ボディ

北島さんは、浜松でFMラジオのパーソナリティを務めており、ある日、番組内でフィットネストレーナーがゲスト出演したことがきっかけでトレーニングを開始した。

「担当番組のゲストコーナーにフィットネストレーナーさんが来られたんです。そのトレーナーさんが勤めているフィットネスクラブが、ラジオ局のビルと同じ建物だったので、良い機会だからと思って入会してトレーニングを始めました」

北島さんは10年ほどランニングを続けていたが、筋トレはしたことがなかったという。担当番組でのフィットネストレーナーとの出会いをきっかけに筋トレを開始したのだが、なぜそこからボディコンテストに出場をしようと思ったのか?

「ちょっとでも興味があったら何でもやってみることにしてるんです。実は3年くらい前に病気をして、1カ月ほど入院したことがあったんです。『ずっと元気だったけど、半世紀ぐらい生きてくると、不具合も出てくるし、人っていつ何があるかわからないな』って強く実感したんです」

また、同じ時期にコロナも流行っており、いろんなことが制限された状況で、『やりたいと思ったことは、やれるときにやろう!』そう思い、今回のボディコンテストにも挑戦した。

ステージに立つ北島さんは、目がキラキラと輝き笑顔がとても印象的だった。

「仕事の関係で、舞台で人を紹介する側っていうのはたくさんしていますが、自分が舞台の真ん中に立たせてもらう機会はないんです。だから普段とは逆の立場で、すごく嬉しかったんです!緊張よりも嬉しいという気持ちが強くて、それでずっと表情に出てたんだと思います」

北島さんは今年はまだまだボディコンテストに挑戦するという。

「年齢的には若返っていくことはないけど、気持ちはどんどん若返ることはできると思います。なのでやろうと思ったら、『またいつかやろう』ではなくて『今からやろう!』と、ボディコンテストを含めて、自分が興味を持ったことにはどんどん挑戦したいなって思います」

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取材:柳瀬康宏 撮影:上村倫代

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