サマスタ選手 コンテスト

現役ダンサーの39歳がボディコンテストでも活躍! 仕事の昼休憩は食事&トレーニングに活用

阿波野早苗さん7月27日(土)、ひの煉瓦ホールにて『SUMMER STYLE AWARD 東京ROOKIE CHALLENGE CUP』が開催され、阿波野早苗(あわの・さなえ / 39)さんが ROOKIE ビューティーフィットネスモデル部門で準グランプリを獲得した。さらに阿波野さんは同日開催された『SUMMER STYLE AWARD 東京予選』ビューティーフィットネスモデル部門トールクラスでも準グランプリを獲得。同部門マスターズクラスでも5位入賞と初出場ながら堂々の成績を残した。

【写真】ダンサー・阿波野早苗さんの締まった脚線美

コンテストへの挑戦は今大会が初めてであったという阿波野さん。挑戦のきっかけはパーソナルトレーナーを生業にする上で、明確な目標を持ちたかったからだという。

「初めての大会出場は楽しさ半分、悔しさも半分残るものとなりました。トレーニング自体は今までも行っていたのですが、こんなに頑張ったのは初めてでしたね。実は今大会は職場の同僚も一緒に出ていて。このステージに立つまでの期間、励まし合う人がいたからこそ無事に当日を迎えられたと感じています」

コンテストデビュー戦となった阿波野さんだが、当日までは上半身の強化に励んできたという。

「今まではお尻のトレーニングばかり行ってきたのですが、大会出場にあたり全身の筋量のバランスを整えることは必須だと考え、上半身を作り込みました。私は元々、肩幅が広いため、この骨格を活かした美しいVシェイプを形成できるよう、意識は持っていましたね。背中と肩を中心にフリーウエイトとマシンの両方を使ってメニューを構成しました」

本番当日は大会初出場を感じさせない堂々としたステージングで観客を魅了していた阿波野さん。その裏には驚きの経歴が影響をもたらしていた。

「実はトレーナーとして活動をする傍ら、現役ダンサーとしても活動をさせていただいているんです。減量初期は体力面で不安もありましたが、やはり踊るのも凄く楽しくて。また、メンタル面ではトレーナーさんやポージングの先生にもかなり支えられていました。トレーニングのレッスンでお客様と会っているときは楽しい気持ちが大きいのですが、1人になると辛いと感じることもあって。私1人では決して乗り越えられませんでした」

トレーナーにダンサーと二足の草鞋を履きながら、コンテストに向けて身体作りに勤しんできた阿波野さん。筋トレに割く時間は決して多いものではなかった。

「仕事中のお昼休憩を利用してトレーニングをすることが多かったです。食事とトレーニングで30分ずつ時間を使っていました。1日数時間、トレーニングをされる方も多いかとは思いますが、私は30分〜1時間。その代わり頻度は毎日。そしてなにより、集中をして筋トレと向き合ってきました」

準グランプリという素晴らしい成績を収めながらも、「グランプリを取りたかった」と臍を噛む阿波野さん。この悔しさでPROカード獲得へさらにエンジンがかかる。

「やはり2位で止まらず、PRO選手になりたいです!そしてPROの舞台でも対等に戦えるように頑張ります」

闘争心に火のついた阿波野さんの快進撃が始まる。

次ページ:ダンサー・阿波野早苗さんの締まった脚線美

取材:池田光咲 撮影:夏目英明

-サマスタ選手, コンテスト
-,

次のページへ >


おすすめトピック



佐藤奈々子選手
佐藤奈々子選手