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44歳・医師が初のボディコンテストでグランプリ獲得 S字ラインで惹きつける

「5~6年前からトレーニングはしていたんですが、漫然とやっていたので体重も体型もさほど変化はなかったです。それが、大会出場という目的を作ったらものすごい勢いで身体が変わりました。具体的には、半年で9kg体重が落ちました」

【写真】美しいS字ライン!玉城有紀さんの優勝勝ち獲ったボディ

8/11(日)、ベストボディ・ジャパン(以下、BBJ)主催のモデルジャパン2024愛知・名古屋大会が開催された。

BBJは過度な絞りや筋肉量ではなく、“健康美”を基準に年齢別で競うという新しさで、日本最大規模を誇るボディコンテスト団体である。その激戦へ初挑戦にして、ウーマンズクラス(40~49歳)グランプリを獲った玉城有紀(たまき・ゆき/44)さんに、ボディメイク法を聞いた。

「やはり一番は食事の改善です。この半年間、鶏胸肉ばかり食べてきたなと思い返してます(笑)。お肉は脂質の少ない鶏胸肉に限定して、『筋肉食堂』のレシピをもとに、色んなアレンジをして飽きないように工夫しました。あとは、おにぎり、りんご、卵、ブロッコリーと、やるなら徹底的にやりたかったので、大会用に特化した食事に振り切りました」

食事を徹底することで、有酸素運動は全くせずに体型を変えたという。

「私は皮膚科医として病院を経営しており、朝の10:00から18:30は完全に拘束時間となる上、常に全力投球で診療にあたるため終わったあとは疲労困憊なので、朝一番にトレーニングにいっています。トレーニングにしても、やっぱり目標があるとないでは、同じことをしていても集中力も成果も全然違うなと実感しました」

会場に応援に来ていた友人も、「もともと(玉城さんは)ストイックな性格だから、決まった期限があるほど成果を出せる」とコメントしていたが、見事有言実行してみせた。

大会の出場を決意したことで劇的な変化を遂げる人は多い。「なんとなくのトレーニング」に飽きつつある、停滞感を覚えている方は思い切ってチャレンジしてみるのはいかがだろうか。

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執筆者:にしかわ花
『IRONMAN』『FITNESS LOVE』『月刊ボディビルディング』寄稿。広告・コピーライティング・SNS運用も行うマルチライター。ジュラシックアカデミーでボディメイクに奮闘している。

取材:にしかわ花 撮影:上村倫代

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