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日勤と夜勤の二交代制の39歳が体脂肪27%から4%へ減量 コンテスト初優勝を達成!【筋トレビフォーアフター】

ジムに通う理由は人それぞれだが、今回は健康のために筋トレを始め、体脂肪を20%以上落とし、現在はボディコンテスト団体「サマースタイルアワード」のサーフモデル部門、スタイリッシュガイ部門、スポーツモデル部門で活躍している斎藤祐平(さいとう・ゆうへい/39)さんに話を伺った。

【写真】体脂肪率27%から4%へ!減量に成功した斎藤祐平さん

「元々、体重72kg、体脂肪率27%だったんです。健康を改善したい一心でトレーニングを始めましたが、そのうちに筋トレに熱中し、大会出場を目標にするようになりました」
※体脂肪率は市販の体組成計によるものです。

きっかけは健康改善だったが、次第にトレーニングに対する情熱が芽生えたという。まずは食事内容から見直しを始めたそうだ。

「以前は油ものを多く食べていましたが、良質な油(魚の油やアマニ油、えごま油など)に変え、PFCバランスを意識するようになりました。すると、体型にも少しずつ変化が見られました」

筋トレでは、特に胸と脚が細かったため、それらを重点的に鍛えたという。

「胸トレ・脚トレを意識して行い、脚に関しては特にハムストリングを意識したトレーニングを増やしました。食事とトレーニングをしっかり管理し、成果を実感していきました」

さらに、初めて大会に出場したことで、より一層熱が入り、次のステップを踏み出すことになった。

2021年に初めて大会に出たとき、食事もトレーニングも自己流で挑戦しましたが、結果は惨敗でした。この悔しさから、サマスタ講師やパーソナルトレーナーにお願いし、食事やトレーニング方法を学びました。しかし、2022年の大会を控えていた際に事故に遭い、出場を辞退せざるを得ませんでした」

その悔しさを乗り越えて、斎藤さんはついに目標を達成したのだ。

2023年、ついにサマスタ大会に出場し、初優勝を果たしました。表彰台の目の前で、うれしさのあまり涙がこぼれました。仕事のシフトが日勤と夜勤の二交代制で、トレーニング時間を確保するのが大変でしたが、その努力が報われました」

ジムに通う時間の確保が課題となる中、仕事とトレーニングを両立させた斎藤さん。その努力がついに実を結び、優勝を手にしたのだ。

また、体型の変化だけでなく、日常生活にも良い変化が訪れたという。

「ジムに通う時間を増やしたことで、身体とメンタルが強くなりました。何を言われても気にしなくなり、身体も10年前より元気になった気がします。最低6時間の睡眠、週5日のトレーニング、そして笑うこと。これが大事だと思っています」

現在は体重53kg、体脂肪率4%という身体を手に入れた斎藤さん。これからも、仕事とトレーニングを両立させ、さらなる挑戦を続ける姿勢を応援していきたい。

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマースタイルアワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材:佐藤佑樹 写真提供:斎藤祐平

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