6月6日(土)、福岡県・パピヨン24ガスホールで開催された『マッスルゲート久留米大会』。ウーマンズウェルネスで優勝を果たした上野伶奈(うえの・れな/34)さんは、かつてコンプレックスだった脚をトレーニングによって“強み”へと変えた。

「脚太いですね」と言われた過去
「脚太いですね」
かつて、上野伶奈さんが周囲から言われていた言葉だ。
現在では鍛え上げられた下半身を武器にステージで輝く上野さんだが、筋トレと出合う前は自身の脚に対して悩みを抱えていたという。
「その頃は今ほどトレーニングをする女性が多くなく、多くの女性は細いことがきれいだと言われている時代でした。『女性は細くないといけないのかな』と思い、自分の脚はコンプレックスでした」
そんな上野さんが筋トレを始めたきっかけは、気分転換、そして自分自身が理想とする身体を維持するためだった。
トレーニングを重ねるうちに、かつて気にしていた脚への見方も大きく変わっていった。
「コンプレックスだった脚を褒められることが多くなりました。コンテストに向けて身体を絞って、自分の変化を見ることが楽しくなりました。いつもとは違った自分を見ることができてうれしかったです」
ボディメイクを通して変わったのは見た目だけではない。ステージに立つために努力を続ける姿は周囲への刺激にもなり、自身の自信にもつながっていった。
「ボディメイクはメンタル的にきついときもありました。でも、ただきついだけのものではありませんでした」
現在は週7日、1回約2時間のトレーニングを行う。特に得意としているのが、かつてコンプレックスだった脚のトレーニングだ。
なかでも殿部やハムストリングを得意部位としており、重量を扱う種目と軽い負荷で追い込む種目を組み合わせている。
「負荷が抜けないように、ネガティブ動作をゆっくり行うことを意識しています」
目指すのはグラマラスな身体
目指しているのは、筋肉量がありながら女性らしいメリハリを兼ね備えた身体だ。
「笑顔と活気にあふれた表情、メリハリのあるグラマラスな身体を目指しています。見た目からも内面からもエネルギッシュで、他の人に素敵なエネルギーやモチベーションを与えられる存在になりたいです」
今回のマッスルゲート久留米大会では、ウーマンズウェルネスで見事優勝。結果を受けて「とてもうれしい気持ちと安心した気持ちです」と笑顔を見せる。
最後に、トレーニングを始めるか迷っている人へ上野さんはこう伝える。
「トレーニングは決してハードルが高いものではありません。心身共に健康へ導いてくれるものだということが、1人でも多くの人に伝わればいいなと思います」
【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。
取材・文:FITNESS LOVE編集部 撮影:西山稔夏










