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1日でメダル9枚!?筋肉コンテストで驚愕の結果を残したのは23歳大学生!

11月7日(日)、北の大地・北海道は札幌の共済ホールにて『マッスルゲート札幌大会』が行われた。本大会は昨年と同じ会場で催されたが、エントリー数は昨年の2倍となり、出場した選手も今年の各マッスルゲートの中では1、2を争うハイレベルな闘いを展開し、11月27日(土)~28日(日)に行われる『ゴールドジムJAPAN CUP』へエントリーする選手も多数おり、その前哨戦としては非常に見応えのあるものだった。今回はなんと、過去最多の10カテゴリーでエントリー、大学生生活最後の節目にふさわしい門出をした若きスター候補に話を聞くことができた。

山口大喜選手のバキバキボディ

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「高校生のときからトレーニングを始めて5年くらいになりまして、大会に出てみたいという気持ちが芽生えてきたのと、札幌という地での思い出作りというのもあり、今回出場を決意しました。今年23歳で、(ボディビル競技では)ジュニアクラスに出れる最後の歳になるので、“10カテゴリー”出るには今しかないと思って、出れるものは全て出てみました! 若い今だからこそできるチャレンジだと思っていました」

今回、10カテゴリーにエントリーしたのは、東京から出場した23歳大学生の山口大喜選手だった。今までマッスルゲートの最多複数エントリー数は、8月7日(土)に行われた『マッスルゲート愛知大会』の坂本陽斗選手の7カテゴリーだったが、それをさらに上回るものだった。3つのカテゴリーで優勝、7つのカテゴリーで入賞した山口選手は、次々とステージから降りてはまた上がるというハードなステージングをものともしない良い表情と筋肉を披露。

「メダルは9枚いただけまして、メンズフィジークで1クラスだけ4位だったのでいただけませんでしたが、自分の中では初めて大会に出て健闘できたのかと思いました。それと同時に、愛知大会で出たカテゴリー全てにおいて優勝した坂本選手のすごさを知ることができましたし、運営の方々が上手く回してくださったことにも感謝の気持ちでいっぱいです」

さらに山口選手は競技の魅力をこう話す。

「それぞれが年月をかけて作り上げた身体で、誰も傷付け合うことのない、高め合えるところにボディビル競技の良さを感じ、この世界に足を踏み入れてみました。大学生生活の中、これが最初で最後の闘いになりました」

今月27日(土)、28日(日)に行われるゴールドジム主催の『JAPAN CUP』には、卒論があるため出場はしないと語ったが、このような若くて活気のある選手が日本のボディビル競技界に現れ、台頭してきていることを改めて知らせてくれた。

取材:FITNESS LOVE編集部 写真:中島康介

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