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あの『ギランバレー症候群』から脅威的な復活を成し遂げた筋肉系‟リアル”ウルトラセブンが満を持して優勝

筋肉の登竜門『マッスルゲート』の名古屋大会が10月17日(日)、愛知県名古屋市内のウィンクあいちで行われた。この大会には、最近筋肉系YouTuberとして活躍していて、SNSでも度々話題となっている“芳賀セブン”こと芳賀涼平選手がボディビル75㎏超級とクラシックフィジーク175㎝超級に出場して、それぞれ好成績を収めた。その芳賀選手、実は今年6月に神経症状を伴う『ギランバレー症候群』に罹ってしまったのである。一時期はまったく手足が動かない状態までに陥り、トレーニングが全くできないという日が続いたときもあったそうだ。そこから以下にして、今回の、マッスルゲート名古屋大会で勝つことができたのか? 芳賀選手にその真相を聞いた。

取材:FITNESS LOVE編集部 写真:中島康介

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マッスルゲート名古屋クラシックフィジーク175㎝超級優勝・芳賀涼平選手

トレーニングを始めたきっかけ

小学4年生の頃、ボブ・サップを見て衝撃を受けて腕立て伏せを始めました。

マッスルゲートに出場した理由

6月にギラン・バレー症候群という難病にかかり手足が動かなくなり入院しました。握力8kg、自重スクワットが1回も出来なくなりました。退院後は筋力も徐々に回復していったのですが、両親含め心配かけた方々に元気になった姿を見せたかったんです。あと、同じ病気で苦しむ人たちに希望を持って欲しかったから。

学生時代のスポーツ

柔道

職業

無職

仕事との両立

自分で毎日のスケジュールを立てて、日本中を移動しながら仕事をこなしつつ、横浜にあるゴールドジム横浜上星川に通っています。僕はゴールドジム上星川が大好きです。スタッフの方々、いつもありがとうございます。これからも宜しくお願い致します。

家族の反応

トレーニングとは全く縁のない両親で、結果を残してもキョトンとしてますが、心の中では病気からの復活と競技で成績を出した事に喜んでくれてると思います…

普段のトレーニングメニュー

スクワット、ベンチプレス、デッドリフトとその他フリーウェイトを中心としたハイレップトレーニング

シーズン中のトレーニングメニュー

普段のトレーニングに有酸素運動が加わるだけです

トレーニングをしていてつらかったこととそれを乗り越えた方法

今年ギラン・バレー症候群を患った後、3ヶ月間は何をどんだけ追い込んでもパンプ感を得る事が出来なく皮膚感もブヨブヨだったのが辛かったです。
乗り越えた方法は、「なるようにしかならない、生きてるだけマシ」と深く考えるのを辞めました

トレーニングしていてよかったこと

男からモテるようになりました

トレーニングでこだわっていること

1部位2〜3種目。20〜50レップのハイレップトレーニング

食事でこだわっていること

オフ→平日はリーンな物を沢山食べつつ、週末は食事を崩してお酒を夜通し飲み、心もリフレッシュさせてます。
オン→大会3週間前までチートデイを行います。朝から夜まで何でも飲み食いしています。

大会に出て良かったこと

減量を通じて、更に食への有り難みを感じるようになりました。減量が進むと人間の様々な欲求や感情、弱い部分を感じれて、生活に緩急がつくと言うか、減量した年は非常に充実感に溢れ、記憶に残り、質の濃い時間を過ごせてるなと実感しています。

今後の大会での目標

私は人と比べる事はしません。優勝したい!だなんて1回も考えた事はありません。成績は二の次で、結果残せたらラッキー♪♪程度に考えています。私は過去の自分と比べてコンディション、筋肉の状態、メンタル面、扱う重量が向上出来る様に頑張っています。あくまでも最大の敵は過去の自分です。

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