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ゴールドジムジャパンカップ王者が教えてくれた身体づくりの秘訣は“強い目標を持つこと”

大熊健太選手昨年、12月3日(土)に東京・品川インターシティホールで『ゴールドジムJAPAN CUP』が開催された。JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)、マッスルゲートで優秀な成績を収めたものだけが出場できるということもあり、ハイレベルな戦いが数多くみられ、目が離せない展開となった。今回は激戦を制した選手の中から、メンズフィジーク172cm以下級王者の大熊健太選手(26)をピックアップ。身体づくりの秘訣を教えてもらった。

【写真】大熊選手の逆三角形ボディ

小学校3年生から大学4年生までサッカーに打ち込んでいた大熊選手は、試合中に怪我をしたことで、練習に参加できない期間の補強として筋トレを始める。
「東京国際大学でプロサッカー選手を目指し、サッカーをしていました。サッカーではプロは諦めたのですが、チームメイトにはプロの道に進む人もいたので、自分も有名になりたいという目標を諦めきれず、筋トレで結果を残して自分も成り上がろうと思いフィットネス業界に入りました」

スポーツクラブに就職し、トレーナー、インストラクターとして忙しい日々を送っていたが、上司がボディコンテストで活躍していた影響から、大熊選手も大会出場を決意。2019年のデビュー戦から2年後のマッスルゲート東京メンズフィジーク新人の部で優勝を果たす。
「マッスルゲート東京で優勝し、その年のゴールドジムJAPAN CUPに出場しましたが、結果が残せず悔しい思いをしました。そこで自分一人でやっていても結果は残せないと思い、本野卓士さんにパーソナルコーチに付いていただきました。すると減量から最終調整までピッタリとはまるようになりました」

パーソナルトレーニングを受けるようになり、1年間で大幅なブラッシュアップに成功し、2022年のゴールドジムJAPAN CUPメンズフィジーク172cm以下級では優勝。リベンジを果たした大熊選手。成功の秘訣は“筋膜連鎖トレーニングXYⅡZ”。
「トレーニングは5分割。さらにそこから高重量・低回数/低重量・高回数/中重量・中回数の3パターンに分けているので実質15分割のトレーニングをしています。様々な目的で刺激を入れることで、扱う重量も伸びましたし、身体も劇的に変えることができました。今後はよりトレーニングのスキルを上げていきたいと思っています」

今年は東京選手権メンズフィジークでの優勝を目指しているという大熊選手に、身体づくりの秘訣を聞いた。
「目標が一番大事です。どうしてその身体になりたいのか、その目的が強ければ強いほど頑張ることができると思います。そして、毎日鏡で成果を確認すると楽しくなると思います。ボディメイクは結果がすぐには表れませんが、ビギナーであれば、その変化は分かりやすいので、変化に敏感になってみてください」

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取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介

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