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クラシックスポーツ王者の筋肉がデカい!重量を意識した筋トレでボリュームのある身体に

4月23日(日)、東京・福生市民会館で「SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)」のSPRING CUP(東京予選)が開催され、ボリュームのある筋肉が審査されるクラシックスポーツ部門では公務員の近藤孝仁(こんどう・たかひと/33)さんが優勝した。

【写真】近藤さんのバルキーな筋肉ボディ

クラシックスポーツ部門は、全体的に発達した筋肉に加えバランスの取れた身体を審査するスポーツモデル部門や、筋量を求めつつも身体の絞りも審査対象となるフィジーク部門に出場をしている選手たちがより筋量を求めて大きくなった身体を披露できるようにと昨年11月のALL JAPAN QUALIFY(最終予選)より新設された。

サマスタの男子カテゴリーの中で一番筋量が求められ、上半身・下半身ともに丸くボリュームのある筋肉を審査する。今シーズンからはPROカテゴリー(PRO契約した選手のみが出場できる)にも追加され、全国各地から実力者たちが集うことが予想される注目部門だ。今回優勝した近藤さんも、今まではスポーツモデル部門のPRO選手として活躍している一人。

「さらに身体を大きくしたいという意欲が芽生えていた頃に、クラシックスポーツ部門が新設されると聞きました。そこで昨年はコンテストには出場せずに、身体を大きくする期間として1年間トレーニングに励むことにしました」

出場するカテゴリー毎に競技特性が変わってくるため、クラシックスポーツ部門に照準を合わせた近藤さんは、まずはこの期間中にトレーニングの行い方をガラッと変更したという。

「スポーツモデル部門に出場をしていた時は、中重量をネチネチ筋肉に刺激を与えるイメージで行ってきました。しかし、クラシックスポーツ部門に出場するとなると筋量や筋肉の厚みがもっと必要になります。そのため、普段のトレーニングから高重量を意識することを心がけて、いかに重たい物を上げるかを一番に考えるようになりました」

1年間のバルクアップ期間を経て、まさにクラシックスポーツ部門を体現するようなボリュームのある筋肉質な身体へと成長を遂げ、今大会ではステージに登場した瞬間から会場が思わずどよめくような肉体美と貫録すら感じるポージングを披露。最後にクラシックスポーツ王者として今後の展望を聞いた。

「実は以前、減量でトレーニングが嫌になりかけてしまった時期がありました。好きこそ物の上手なれとも言いますが、トレーニングは楽しみながら行うことが大切だと改めて実感しました。クラシックスポーツ部門は新設されたばかりなのでまだまだ選手層が薄いですが、これからは“近藤みたいになりたいからクラシックスポーツを目指そう”と言ってもらえるような選手に成長できるように楽しみながら挑戦していきたいですね」

取材・文:FITNESSLOVE編集部 撮影:北岡一浩

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