コンテスト

ボコボコ腹筋が強み!サマスタPRO戦で2連覇を達成した王者の肉体がスゴイ

俳優の金子賢氏がプロデュースし“サマスタ”の愛称で知られる人気ボディコンテスト「SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)」。なかでも優秀な成績を収め、PRO契約をしているトップ選手たちの筋肉美が凄まじい。今回はフィジーク部門のレジェンド王者・伊佐真吾さん(いさ・しんご/39)を紹介する。

【写真】伊佐さんのバキバキに仕上げた腹筋がスゴイ

フィジーク部門はサマスタの男子カテゴリーの中でも、一番筋量が多くしっかりと鍛えられた身体が審査される。そのカテゴリーのなかで、常にトップ選手として活躍し続けているのが福岡県在住・運送業で勤めている伊佐さんだ。

2017年からフィジーク部門設立当初から挑戦を続けており数多の優勝経験があるほか、昨年12月に開催された「JAPAN PRO GRAND PRIX」では全国から強豪のPRO選手たちが集うなか、2021年に次いで優勝。見事に2連覇を達成した。

昨シーズンについては、「実は肩をケガしていて高重量で追い込めていなかったので、個人的には満足のいくシーズンではなかったんです」と振り返ったが、大会当日はチャンピオンの貫録すら感じる抜群のトータルバランスの良さと、バキバキに割れた腹筋を披露し輝きを放っていた。

「昨年は引っ越しなど、環境の変化もありトレーニングの時間を割くのも大変な時期がありました。その中で短い時間でもどうしたら簡潔にトレーニングに取り組めるかを考えながら工夫し身体づくりに励んできましたので、そういった環境下でも優勝させていただけたことは自信に繋がりましたね」

コンテストへ挑戦を続ける上で、伊佐さんが大切にしていることは「前回の自分を越えること」。そのためにはオフシーズンの過ごし方もとても重要な鍵を握るという。

「このオフの期間はバルクアップ中心に、どれくらい高重量でトレーニングをすることができるのかがポイントです。とくに今年は胸や肩まわりをもっと強化していきたいですね。今まで大会当日に70㎏の体重で仕上げられるように調整してきましたが、今年はさらにプラス1~2㎏増量して仕上げて大会に挑めたらいいなと思っています」

自分の身体を研究し身体づくりに真摯に取り組む伊佐さんの姿に、チャンピオンとしての強さを垣間見ることができた。最後にコンテストへの挑戦を続ける理由を聞いた。

「2017年に初代チャンピオンにさせていただき、2018年には審査員も経験し身体を見る視点を学ぶことができました。そこからより自分の身体が変わる面白さを知り、コンテストへ出場を続けることで知り合いも増えさらに楽しさが増していきました。身体がどんどん変わっていく過程も味わえるのもコンテストの醍醐味かもしれませんね」

今シーズンの舞台ではどんな姿を披露してくれるのか。一段と磨きのかかった伊佐さんの姿に期待したい。

取材:FITNESSLOVE編集部 撮影:中原義史

次ページ:伊佐さんのバキバキに仕上げた腹筋がスゴイ

次のページへ >


-コンテスト
-,