ゲームが趣味だった石川聖也さん(いしかわ・せいや/31)は筋トレに熱中し7年間で体重110kgまでバルクアップ。その後、石川さんは2年間で33kgの減量しマッスルゲート大阪でボディビルデビュー戦を優勝で飾った。
職場の後輩から誘われたことでウエイトトレーニングを始めた石川さん。
「トレーニングをするようになって、大体2週間ほどで身体が変わり、楽しくなって、いつの間にか習慣化しました」
石川さんは週6日、1回2~3時間ほどのトレーニングを仕事前に行うのが日課だという。
「サービス業をしており、夕方から仕事なので、仕事前にトレーニングをしています。9年ほど行っていますが、仕事前にトレーニングすることで仕事中も頭が回ります。トレーニングがオフの日のほうが仕事の調子が悪いことが多いです」
9年前は身長171cm、体重80kgの肥満体型、ゲームが趣味だったという石川さんだが、トレーニングに熱中すると、約7年ほどで体重110kgまで増えたという。
「どんどんデカくなりました(笑)。職場でも迫力があるので、すぐに覚えてもらえます」
2年前にボディビル競技に出場しようと決意し、減量を開始した石川さん。
「2年ぐらいかけて33kgほど絞りました。ゆっくり長い期間かけて絞ったので、トレーニングで扱う重量もそこまで落とさずにいいコンディションで絞ることができました」
デビュー戦となったマッスルゲート大阪では体重77kgに仕上げ、ボディビル75kg超級で見事優勝。
トレーニングを通じて石川さんはメンタル面でも嬉しい変化があったという。
「ちょっとした困難があっても何とかなるというマインドを持つことができています。辛いことがあってもトレーニングに打ち込んでいる時間は気がまぎれて、それもとてもいいです」
石川さんは今後JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)の大会で活躍していくことを目標に、次のステージに進む。
取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:北岡一浩