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50歳から筋トレを始めた会社員女性が見事なレギンス姿でマッスルゲート優勝 「いくつになっても自分の脚で元気に歩けるようにしなければ!」

本格的にトレーニングを始めたのが4年前の50歳からという、建設関係の寺村加寿子さん会社に勤める寺村加寿子(てらむら・かずこ/54)さん。5月3日のマッスルゲート大阪、ウーマンズレギンス50歳超級で優勝を果たした。そんな寺村さんに、トレーニングにハマったきっかけやトレーニングで気を付けていることなどについて話を聞いた。

【写真】寺村さんのスポーティな筋肉美

寺村さんは体を動かす事が大好きでスポーツは中学、高校、社会人(OGのクラブチーム)で陸上ホッケーをしていた。40歳のとき会社の上司に勧められゴルフを始めたが、学生時代に痛めた膝や腰、股関節に年々痛みが出るようになってきたという。

「生後まもなく右脚に先天性股関節脱臼を発症したそうで、子供の頃は遠足などで疲れるとよく足が痛くなっていました。乳児期に先天性股関節脱臼を発症した人は、股関節周りの筋肉が非常に弱いらしく、医師から筋肉をつけることを勧められました。」

いくつになっても自分の脚で元気に歩けるようにしなければと思い、50歳のときにトレーニングを始めて今ではすっかり筋トレにハマってしまい、ついついやり過ぎてしまうこともあるという寺村さん。
「股関節に負担がかかる種目は出来るだけ控えるようにし、バーベルスクワットやレッグプレスは負担がかからない方法をトレーナーから指導してもらい脚トレをしてます」

寺村さんはトレーニングの中でもお尻の筋肉を鍛えることを一番重要視している。
「トレーニングによってお尻に筋肉がついたことで股関節にかかる負担が軽減され、今は股関節に痛みが出ることはありません。しかし、腰痛持ちの私は年に1回は必ずぎっくり腰を発症してしまいます。1カ月ぐらいまともに筋トレが出来なくなることもあるので、不安と焦りで精神的にしんどくなることがあります。焦っても仕方がない、痛みが治まるまでは無理しない、何とかなる。自分にそう言い聞かせてます」

筋トレ以外にも、ボクササイズ、格闘技系のエクササイズを好きで行っている。その効果もあり、背中とお尻を褒めてもらえることが多いようだ。
「パンチの動作では背中、蹴りの動作ではお尻の筋肉を使うためボディメイクには効果的ですし、何より楽しく汗をかけるので週2回程度行ってます」

大会2年目の寺村さんは更なる次の目標を抱いている。
「ゴールドジムジャパンカップで決勝に進むことが目標です。昨年は予選にすら進めなくて惨敗でした。12月まで残り半年、まだまだ成長出来ると思ってるので悔いのないように頑張りたいと思います」

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取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:北岡一浩

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