コンプレックス。その程度は大なり小なりあれど、多くの人が抱える悩みの種だ。今回は「顔が”満月”のように丸く、お腹も二段腹でボヨボヨだった」ことがコンプレックスだったという近藤恵理子(こんどう・えりこ/38)さんに話を聞いた。
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近藤さんは10年前まで、自分の容姿に大きなコンプレックスを抱いていた。
「『痩せたら綺麗になるのにね』と良く言われたり、顔が丸すぎて『フルムーン』や『満月』というあだ名をつけられたりしていました(笑)。顔の丸さだけでなく体型にもコンプレックスがあり、お腹もボヨボヨの二段腹で水着を着るのも恥ずかしく、パレオを巻いてお腹を隠したり、洋服もゆるっと着れるものを選ぶことが多かったです(笑)。とにかく20〜28歳の間はコンプレックスをすごく感じていました」
そんな容姿に関する強いコンプレックスを抱えていた近藤さんだが、筋トレを始めたことで見た目が大きく変化した。
「顔がシュッとして『同じ人だと思えない』と言われることが増えました。メリハリがしっかりとつき、肩幅が広くなったことで小顔に見えるようになりました。肩幅が広いと絶大な小顔効果が生まれるんですよ(笑)。またウエストが引き締まり、お尻のボリュームも増したおかげで憧れの外国人ボディに近づくことができましたね」
近藤さんは体型が変わっていく中で、どんどん筋トレにのめり込んでいった。
「私の身体のようになりたいと言ってくれる方や、トレーニングを始める方が周りに増えたことがとても嬉しかったです。見た目の変化を褒めて頂けることはもちろん嬉しいのですが、努力を認めてくださったり、褒めてくださることが筋トレを継続できた大きなモチベーションになっていました」
最後に、コンプレックスで悩んでいる方々に伝えたいこととは?
「『このままでいいのかな』と思っている方がいたら、『本当にこのままでいいのか?』と自分に向き合い、問いかけてみてほしいです。努力が大嫌いだった私でも、筋トレはわかりやすく見た目が変化していくので9年も継続できています。身体も心も綺麗になっていく自分をどんどん好きになるし、そんな私のことをみんなが愛してくれるのでプラスなことしかありません!筋トレは本当にオススメなので是非始めてみていただきたいです!」
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取材:FITNESSLOVE編集部 撮影:中島康介