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ガリガリの自分がコンプレックスで始めた筋トレ。見事なバルクで2カテゴリー優勝!

片山幸大さんマッスルゲート四国でボディビルジュアの部優勝、クラシックフィジーク168cm以下級優勝、メンズフィジークジュニアの部で準優勝した片山幸大(かたやま・ゆきひろ/22)さん。2カテゴリーで優勝を飾った片山さんだが、ガリガリの自分がコンプレックスでトレーニングを始めたという。片山さんにバルクアップのために行ったことなどを伺った。

【写真】片山さんの見事にバルクアップした自慢の背中

「トレーニング自体は高校2年生の時に自宅で始めて、卒業後からは本格的なハードコアジムで始めました。特にバルクアップを始めた頃(19歳~20歳の間)は白米と好きな惣菜、弁当とカップラーメンを食べていました(笑)。それで60㎏の体重が80kgぐらいまで増えました。多分1日7000kcal以上食べてたと思います(笑)。そのときに今のベースができましたが、15kgぐらいは無駄な脂肪でした!」

バルクアップ当初はひたすら食べていたという片山さん。今はバルクアップ方法を変えて、筋肉に変化が出てきたという。
「今のバルクアップメニューは白米6合、ササミ1kg、MCTオイル30gの5000kcalぐらいを5回に分けて摂ってます!少食でご飯が食べれない人は、消化も早く量も少ない餅がオススメです!トレーニングは全セット高重量、低回数(3〜5回)のトレーニングです!サイズだけでなく筋肉の質感、浮き出る血管の量も増えた気がします!」

片山さんは弱点部位を克服するためにトレーニングメニューも工夫している。
「トレーニングは週6回で、1回3時間ぐらいです。トレーニングサイクルは水曜日は胸、肩、二頭。木曜日は背中、肩、三頭。金曜日は肩、二頭、三頭。土曜日は脚。日曜日は胸、肩、三頭。月曜日は三頭、二頭+αで腹筋は毎日やっています。肩腕が僕の弱点なので、かなり高頻度でやっています」

背中が自慢の片山さんに絶対に外せない背中の種目とその理由を伺った。

「床引きデット(ナロースタンス)、荷重チンニング、ナロー(Vバー)のラットプルダウンです!僕の背中は広背筋の位置が高いハイラットと呼ばれるタイプの背中をしています。ナロースタンスの床引きデットリフトをすることにより脊柱起立筋の立体感を強く演出し、ハイラット特有の弱点を脊柱起立筋でカバーするために行っています!荷重チンニング(パラレルグリップ)は一番背中の筋肉の動員数が多いため、Vバーのプルダウンは広背筋の最下部だけを意識して行えるためです!この中でも特に床引きのデットリフトは一番オススメの種目です!」

片山さんは職業ならではの悩みもあるという。
「仕事は主に餅、饅頭、赤飯を製造、販売する自営業なので時間は意外と作れるため、仕事とトレーニングは以外と両立できます。ただお餅とか饅頭を作っていると減量末期はかなり堪えますね(笑)」

日々トレーニングに励む片山さんに今後の目標を伺った。
「次の目標は8月に香川県で行われるJBBF香川、四国クラシックフィジークで優勝することです!」

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取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介

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