2014年に受けた椎間板ヘルニアの手術がきっかけで筋肉が減少し、体脂肪が増えたことからトレーニングを始めた珍田拓実さん(28)。野球経験もあり、身体はがっちりとしていた珍田さんは、昨年から本格的に大会出場を目指すことに。ボディビルダーデビューとして、6月18日に開催されたマッスルゲート浜松大会に初出場し見事、ボディビル 新人の部で優勝を成し遂げた。
【アフター写真あり】ボディビルデビュー!珍田さんの迫力満点ショット20枚
「2014年、大学2年(20歳)のときヘルニアの手術をして、野球を引退しました。リハビリを兼ねて始めたトレーニングはずっと続けていましたが、昨年、救急車で搬送されるほどのケガを負い、運動禁止になりトレーニングも長期に渡り休んでいました。このようなマイナスな状況でもまたトレーニングに打ち込めば、大会で勝負できる身体は作れると思い出場を決意しました」
このときの体型は身長174cmに対して体重は94kg、体脂肪率は26%だった。普段は会社員として営業職をしている珍田さん。トレーニングは週6回行うようにしていたが、仕事の都合でやむを得ずトレーニングを断念することもあり調整には苦労していたようだ。しかし、「大会出場」という明確な目標と、それまでのスケジュール管理、そしてトレーニングのオンとオフのメリハリをつけることが、続けるコツだと話す。
「トレーニングの時間が取れなかった時は予定通りにいかなくて大変でしたが、有酸素運動をやり過ぎたり摂取カロリーを減らし過ぎることはなく、余裕を持って、長めに目標までの期間を設けたことがよかったと思います」
仕事上でも身体について褒められることが増え、普段から生活習慣を整える意識が身についたと話す珍田さん。おかげでトレーニングを始めてから体調不良やケガをすることなどがほとんどなく健康的な生活を送れているようだ。
「今年ボディビルデビューを果たしました。さらに上のレベルを目指して来年もボディビルに挑戦したいと思います。トレーニングができない時期があっても、本気でやれば戦えるというということも証明していきたいと思ってます」
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取材:FITNESSLOVE編集部
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