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「マッチ棒」ガリガリ体型からボリューム満点の爆裂ヒップで優勝

中村摩美さん(マッスルゲート浜松大会ビキニフィットネス一般の部 優勝)本格的なウエイトトレーニングを始めて今年で2年目となる中村摩美(なかむら・まみ/32)さんは、もともとは「マッチ棒」と呼ばれていたほどのガリガリ体型だったが、旅行でビキニを着るために始めたのをきっかけに、今ではコンテストに出場するほどのメリハリボディに進化し、マッスルゲート浜松大会ではビキニで優勝。そんな中村さんにトレーニングへの思いを伺った。

【写真】ボリューム満点のヒップを披露した中村摩美さん

「当時の私は友達にマッチ棒と呼ばれるほどガリガリで、一直線の体型。そして、食べても太れない『ハードゲイナー』でした。旅行までに少しでもビキニの似合う体型になれたら良いなぁ、1カ月だけでも頑張ってみようかなと軽い気持ちで始めたのですが、みるみる変わる身体にやりがいを感じ、ハマってしまいました」

小、中学校時代はバレーボール部に所属していたが、それ以降は特に運動も行っていなかった中村さん。食べても太れない体質ということもあって、食事はローファット中心の食事をしながら、ハードゲイナー用のハイカロリープロテインを飲みバルクアップしていったという。
「トレーニングは主にスミスマシンを使ったウエイトトレーニングを週に3、4日、1時間〜1時間半、自己流で行っていました。普段はデスクワークが中心で週に2、3日勤務しています。仕事が休みの日は、子ども達が学校に行っている昼の時間にジムへ行くことのが日課です」

昨年から大会出場を重ねている中村さんは、週に1回、名古屋市天白区にあるエクサイズトレーニングスタジオの柏木三樹先生のパーソナルトレーニングに通い続けている。この柏木先生とのトレーニングが功を奏して、中村さんの身体をどんどん変えていくことになる。仕事と家事、育児をこなしながらのトレーニングは決して楽ではないはずだが、そのときの体調に合わせたメニューを組んでくれる柏木先生によって、『ストレスを溜めない身体づくり』ができているようだ。

「トレーニングと休養は切っても切り離せないものだと、柏木先生から教わりました。もちろん、高強度なトレーニングは必須ですが、休むときはしっかり休むことが大切だと分かりました。身体が休まっていないと筋肉が硬くなりパフォーマンスに響くので、パーソナルトレーニングの時には必ず20分以上、ストレッチ時間を設けてくださり、そのときの体調を確認しながら臨機応変に対応してくださいます」

マッスルゲート浜松大会においてビキニで優勝したことにより、年末のゴールドジムJAPAN CUPへの出場権を手に入れた中村さん。まずはそこに向けてボディメイクを進めていくと意気込んだ。

「大会に向けて、人生で初めて真剣に自分自身と向き合い、そして自分自身とたくさん戦いました。柏木先生から『努力すれば必ず全国大会に出場できる選手になれる。育ててやる』とおっしゃっていただけたとき、涙が出そうになりました。そのときに、自分と、そして先生と密かに約束をしたのです。そして、大会で優勝したときに感じた気持ち、景色は今後も一生忘れることはありません。初めは軽い気持ちで始めたトレーニングでしたが、まずは『3日も続けることができた!』と解釈し、それが5日となり、1週間、1カ月、そして1年…と徐々に増えて行けば素晴らしい結果となり、それが自分の糧になると思っております」

取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介

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