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天をつくように持ち上がったお尻と太もも!愛知ビキニに脅威の新人、涙の優勝

中島リリアナ選手高密度の筋肉はどの部位も頂点が高く、特に天をつくように持ち上がったお尻と大腿筋は、鼠径のスジまで絞り込まれた脂肪の薄さも相まって圧巻であった。7月23日(日)、ウインクあいちにて催された、愛知県フィットネス大会のビキニフィットネス163cm級にて、中島リリアナ(なかしま・りりあな/45)選手が、163cm級優勝とベストフィットネス賞(審査員に特に強く印象を残した選手に贈られる)をダブルで受賞した。

【写真】中島リリアナ選手の大迫力の密筋美

「元々ボディメイクがきっかけではなく、筋トレは人生の転換期に心を前向きにするために始めました。今回以前の他団体大会出場も、友達に背中を押される形でした」

「その後、怪我での3カ月のドクターストップで1年間コンテスト欠場となり、リスタートとして自分の中ではひとつのハードルとなっていたJBBFに自ら挑戦してみたいと思いました」

怪我での休養は深刻で、1kgのダンベルも重く感じるほど“弱く”なった自分が許せなかったのだと語る。

「この一年は『エクサイズ』の柏木トレーナーにパーソナルを週に2回お願いしました。日々の身体調整から、JBBF規定のポージング、大会前の仕上がりなど、自身に足りないものを細部まですべてお任せしました」

「トレーニングは、それ以外の日もゴールドジムでほぼ毎日しています。お尻と背中を中心に、色々なマシンを試して、筋肉の細かい造形にもこだわっています。トレーニングは大好きです。ラットプルダウンは特に好きで、1時間でもやりたい」

ダイナミックで指先まで芯のあるポージングやウォークも、柏木トレーナーの熱血的な指導の賜物だと言う。「エクサイズ」は今年度、ビキニ別階級や近似のカテゴリーであるボディフィットネスでも表彰台を占め、『ビキニの聖地』の名をさらに高める結果となった。

「次は、9月の名古屋マッスルゲート、10月のマッスルゲート京都で1位を獲得し、ゴールドジムジャパンカップに挑戦したい」

表彰後、舞台袖でひっそりと柏木トレーナーと抱き合って涙を見せた瞳は、さらに高くを目指し続けている。

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取材:にしかわ花 撮影:上村倫代

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