コンテスト womens

45歳・主婦がブラトップからはみ出すほどの広背筋を披露し、競技歴わずか8カ月で優勝!

古郡亜沙子選手7月23日(日)、栃木県総合文化センターで『JBBF栃木県ボディフィットネスオープン大会』が開催され、古郡亜沙子(ふるごおり・あさこ/45)選手がビギナーズフィットネス(オーバーオール)で優勝を飾った。

【写真】古郡亜沙子選手のブラトップからはみ出すほどの広背筋

ステージ上では見事に鍛え上げられた肉体を披露した古郡選手だが、元々はダイエット目的でジムへ通っていたという。そんな中で競技を目指すこととなったきっかけを伺った。
「元々は大会など全く興味がなかったのですが、ただ毎日通っているだけだとモチベーションが上がらなくなってしまったんです。そこで、どうせだったら高い目標を設定して、トレーニングをしてみようと思い始めたのが競技を始めたきっかけです」

古郡選手がコンテストを意識した本格的なトレーニングをスタートしたのは2022年12月。わずか1年未満で優勝に上り詰めた古郡選手の強みは上半身のアウトラインとウエストの細さだ。
「実は今大会のフリーポーズはポージングを指導していただいている小倉あれず選手に考えていただいたんです。私の強みであるウエストを強調できるように、手を挙げたフリーポーズになりました」

アウトラインの美しさを強みとする古郡選手だが、どのようなトレーニングを積んできたのだろうか。
「背中と肩は数カ月かけて強化をしてきました。部位を細かく分けてトレーニングをするようになってからは自分でも身体の変化を感じられるようになったんです。トレーニングは3月から嶋田慶太選手にパーソナルで指導してもらい始めたのですが、そこからトレーニングの質が劇的に高まったと思います」

今大会は2回目のコンテスト挑戦となった古郡選手。コンテスト初挑戦となった5月の『マッスルゲート北関東大会2』からの2カ月間で強化したポイントを伺った。
「ビギナーズフィットネスは身体のラインはもちろんですが、立ち姿の美しさが重要になると思ったので、ポージングを徹底的に練習しました。コーチにチェックをして頂いたり、自宅でも毎日欠かさずポージング練習を取り入れてきました」

普段は主婦として家事や育児に追われる日々を送る古郡選手だが、どのようにしてトレーニングと両立をしているのだろうか。
「ジムは主人と子どもを見送った午前中に行くことが多いです。帰ってきてからは家事などを休まず一気におこなっています。とにかく効率よく行動することは意識していて、ポージング練習は家事が一通り落ち着いた夕方など隙間時間を活用して取り組んでいます」

忙しい日々を送りながらも、競技と向き合い続ける古郡さんのモチベーションは家族や指導を受けているコーチへの感謝の気持ちがあるからだという。
「今日も家族が私の名前が書いてあるうちわを持って応援に来てくれました。私の応援のために準備をしてくれているなんて知らなかったので本当に嬉しかったですし、家族の応援のおかげで今日の試合は頑張れました。また、普段の練習では実績のある著名な選手の方々に指導を頂いているので、日頃から親身になってコーチングしてくださる皆さんのためにも!という気持ちで頑張ってきました」

競技歴8カ月で見事優勝に輝いた古郡選手の次戦に期待が高まる。

次ページ:古郡亜沙子選手のブラトップからはみ出すほどの広背筋

取材:池田光咲 撮影:藤田将成

次のページへ >


-コンテスト, womens
-,