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35歳の看護師が細いウエストと丸いお尻を魅せる!「正しい努力と継続で身体は変えられると思います!」

橋本まな美さん7月16日、東京選手権・ビキニフィットネス35歳超級でハイレベルな中、3位に輝いた橋本まな美(はしもと・まなみ/35)さん。逆三角形の背中と細いウエスト、丸みのあるお尻でメリハリボディを魅せた橋本さんは看護師として働いている。不規則な仕事の中でトレーニングと仕事を両立する方法は目標設定にあった。

【写真】橋本さんの細いウエストと丸いお尻

「月に8回ほど夜勤をしていて生活リズムも不規則ですが、休みの日と夜勤明けの日にトレーニングに行っています。夜勤明けの日は疲れていてトレーニングパフォーマンスが低いこともあり、以前はそんな自分を責めてしまっていましたが、“気分が乗らなかったらストレッチだけして帰ればいいか♪”と“ジムに行くこと”を目標にするとハードルが低くなり、気持ちも軽くなりました。結局、ジムに行ってしまえばストレッチだけで帰るはずもなく…(笑)。気づけばガッツリ2時間トレーニングしてしまっているんですけどね(笑)」

そんな橋本さんはビキニフィットネスに求められる身体づくりを意識してトレーニングをするようになってから身体が変わってきたという。
「2021年は重量にフォーカスしたトレーニングがメインでしたが、それでは勝てないと痛感し2022年シーズンから肩の丸みやウエストの細さ、脚のカットなどビキニフィットネスに求められる身体づくりにシフトしました。細部にこだわりゴムチューブや自重で行う神経系のトレーニングを取り入れることで、アウトラインがビキニ選手らしくなってきたかなと思います!トレーニングは週3~4回、1回1時間半~2時間です。1週間で全身が回るようにしています。3分割か4分割にすることが多いですが、その週ごとに決めています。」

また、橋本さんはビキニフィットネスに求められる身体を客観的に見てもらうことが大事だという。
「ビキニフィットネスは、筋肥大さえすればOK!なカテゴリーではないので、定期的にIFBB国際審査員の先生にアドバイスをいただくことで評価される身体や強化すべきポイントが明確になり、日々のトレーニングに活かすことができています!」

「長身を言い訳にしてはいけないと思うのですが……。なかなか筋肉がついて見えず、ビキニフィットネスという競技ではサイズ不足で負けてしまうことが多く悔しい思いをしてきました」という橋本さん。その悔しさが橋本さんを進化させた。
「ただ、強みもあると思っていて、長身だからこそ出せるアウトラインや見せ方を研究したり、ステージングに磨きをかけるためポージング練習はシーズン中だけでなく通年行っています!」

その美しいアウトラインに通ずるウエストの細さは、最初から細かった訳ではなく日頃の習慣と努力の積み重ねだった。
「肋骨を締める意識やバキューム練習などを繰り返し行ってきた成果だと思っています。“骨格だから…”と諦めず、正しい努力と継続で身体は変えられると思います!」

食事面では腸内環境を整えることを意識している橋本さん。体調面とメンタル面で不調を感じることがほとんどなくなったという。
「具体的には発酵食品や食物繊維を取り入れること、食品添加物をできる限り摂らないことを意識しています」

2020年の横浜オープンの大会では初出場で予選落ちだったが、そこから毎年成長をみせる橋本さんだからこそ伝えられる熱い思いがある。
「大会には出てみたいけど“どうせ負けるから勝てる身体になってから…”と思っているなら、まず挑戦してみてほしいです。最初から勝てる人はひと握りです。私もたくさん負けてきて、その度に努力して成長してきた一人です!」

橋本さんの可憐なポージングは日頃の生活の意識が影響している。
「ビキニフィットネスという競技では“上品さ”が大切ですがそれってステージでいきなり体現するのって難しいと思うんです。なので、私は日常から言葉遣いや立ち振る舞いに気をつけ“品”を大事にして生活しています。鍛えた身体やステージング、ヘアメイクなどの外見が評価されがちな競技ですが、「内面から出る品格」でも勝負していきたいという拘りを持ってやっています!(笑)」

ビキニフィットネスを愛する橋本さんは今後も成長し続ける。
「オールジャパンのメダリストだけが出場できるグランドチャンピオンシップスのステージに立つことが目標です!!」

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取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介

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