コンテスト

女性らしい曲線美で観客を魅了し優勝。少年のような身体つきになった過去の失敗を反省して挑んだ身体づくり

福島舞子選手7月23日(日)、栃木県総合文化センターで『JBBF栃木県ボディフィットネスオープン大会』が開催され、福島舞子(ふくしま・まいこ)選手がビキニフィットネス163cm超級で見事優勝を飾った。

【写真】福島舞子選手の女性らしい曲線美

「健康的な女性美」をコンセプトに、トレーニングされた女性らしい曲線美と躍動的なポージングが求められるビキニフィットネスの163cm超級は全クラス最多の7人で争われる激戦区となった。そのなかで見事優勝を勝ち取った福島選手の強さの秘訣に迫る。

当初、トレーニングを始めたきっかけはダイエットだったという福島選手。それまでは食事を摂らず運動を続ける不健康なダイエットをしていまっていたという。

「食事を摂らないダイエットだったので、少年のような身体つきになってしまって……。そんなときにSNSで綺麗なお尻の女性が『この体型になるには筋トレが必要不可欠』と発信しているのが目に止まったんです。そこで、筋トレをして健康的なダイエットをすることの大切さに気付かされました」

自分の理想の体型へ近づくため、ジムでのトレーニングを続けていた福島選手だが、コンテストを目指したきっかけは明確な目標を持ちたいという想いからだった。

「元々コンテストには興味があったのですが、漠然と遠い先の話だと思っていました。でも、筋トレを始めて2年後にはコンテストへ出る決心をしましたね。初出場となった2021年の北区オープンではフィットモデル部門で優勝させて頂くことができ、競技にものめり込んでいきました」

コンテスト初戦で優勝と、才能を開花させた福島選手。今大会では、肩の強化に取り組んできたという。

「正しいフォームとなっているか、しっかりと効かせられているかなど基本に戻って、こなすトレーニングではなく一つひとつを意識的に取り組むようにしてきました。そのおかげで、トレーニング中の効いている感覚が強くなったのと同時に、フォルムも大きく変わったと実感できています」

今大会の優勝により、9月9日(土)、10日(日)に開催予定のオールジャパンへと駒を進めた福島選手。各地域からトップ選手が集まる大会に向けて目標を語ってくれた。
「やるからにはもちろん、上位入賞を目指して頑張ります!」

固い決意とひたむきな努力を続ける福島選手の挑戦は続く。

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取材:池田光咲 撮影:藤田将成

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佐藤奈々子選手
佐藤奈々子選手