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トランポリンでオリンピックを目指していた女性が魅せた180度開脚ポージング!「絶望」を救ったボディメイクとの出会い

美田佳穂選手(撮影:中島康介)トランポリン競技でオリンピックを目指していたというユニークな経歴をもつ美田佳穂(みた・かほ/25)選手。腰の怪我により一時は絶望を味わった美田選手にとって、ボディメイクが挫折から立ち直るきっかけとなった。そんな美田選手が、現在、挫折感に苦しんでいる人へのアドバイスを語ってくれた。

【写真】美田佳穂選手の180度開脚ポージング&美しく発達した全身

――トランポリンを始めたきっかけは?

「2歳の頃、母親に連れられて体操教室に通い始め、元々は器械体操をしていました。そこでトランポリンコースの体験へ弟と行き、いつのまにか2人ともトランポリン競技に打ち込むようになりました」

――いつ頃まで続けていたのですか?

「大学1年の時に腰の疲労骨折で、一時は歩行困難にまでなってしまいました。その後も何とか続けていたのですが、大学卒業と同時に引退を決めました」

――腰を怪我された時は、どのような心情でしたか?

「腰痛の原因が判明した時は、絶望感しかありませんでした。当時は寮生活だったので、一晩中ベッドで大泣きしてました!(笑)。大学生活が一気に真っ暗闇になったようでした」

――その挫折から、どのようにして一歩踏み出しましたか?

「数えきれないほどの病院や整骨院に通いました。どこへ行っても競技は難しいと言わ続けてた時に、体操競技をメインとしている治療院に出会い、痛みはあるけれども跳べる身体にしてもらえたことで、気持ちも前向きになり、『もう一度頑張ってみよう』と思えました。そこから何とかトランポリンを続けましたが、大学卒業と共に引退しました」

――その後、なぜボディコンテストへの出場を決めたのですか?

「目標を達成することができないままトランポリン競技を引退してしまったので、何かもう一度没頭できることはないかと考えていた時に、同僚がボディビル競技をやっていると聞き、興味本位でボディメイクを始めました」

――トランポリン時代の身体の使い方や考え方が今に生かされていると感じる時はありますか?

「体幹が重要な競技だったので、身体の軸やバランスがポージングに活きていると思います。また、私は感覚で回転技を行っていたので、自分の感覚やイメージと実際のトレーニングフォームがリンクしやすいなと感じています」

――身体操作の感覚が養われたのですね。美田選手の競技での目標は?

「昨年は敗戦してしまった、オールジャパン・ミスフィットネスに今年こそはリベンジします。去年のパフォーマンスから進化した内容で、優勝を目指します!」

――最後に、現在大きな挫折感を味わわれている方々へ向けて、美田選手から一歩踏み出すためのアドバイスはありますか?

「挫折からすぐに立ち直れる、前を向ける人はほとんどいないと思います。よく『時間が解決してくれる』と聞いたりしますが、その通りだと思っています。大事なことはその時間をどう使うかで、普段やらないことや新しいこと、新しい出逢いをたくさんして欲しいと思います!」

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取材:FITNESSLOVE編集部 撮影:中島康介 写真提供:美田佳穂

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