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お尻、ウエスト、背中が形作る美しいボディラインで優勝!筋肉群の鮮明なセパレーションも光る

三井直美選手7月23日(日)、栃木県総合文化センターで『JBBF栃木県ボディフィットネスオープン大会』が開催され、三井直美(みつい・なおみ/45)選手がボディフィットネスオーバーオールで見事優勝を飾った。ある程度の筋量と丸みのある立体感を感じられ、無駄な脂肪を落とした仕上がりかつ各筋肉群の鮮明なセパレーションが求められるボディフィットネス。筋量も大切となるこのカテゴリで見事優勝を勝ち取った三井選手の強さの秘訣に迫る。

【写真】三井直美選手のお尻、ウエスト、背中が形作る美しいボディライン

競技を始める前からインストラクターとして活動をしている三井選手。フィットネス業界での経験はベテランだが、コンテストに向けた本格的なトレーニングを始めたのはわずか3年前だという。
「インストラクターとして多くの会員さんと関わる中で、筋トレをしないダイエットは綺麗な痩せ方をしていかないと感じていました。筋トレの大切さを痛感していくうちに、もし自分がコンテストに出たらどれくらい通用するのだろうという興味が出てきて……。そこから本格的なトレーニングを始めるようになりました」

昨年まではビキニフィットネスでの出場だった三井選手。ボディフィットネスへの挑戦は今年からだというが、新カテゴリー挑戦に向けて強化してきた部位とは?
「肩や胸を中心とした上半身のバルクは強化してきた部位でもあり、今後の課題にもなると思います。回数を増やしたり重量を変えるなど工夫はしてきたのですが、練習内容はまだまだ模索段階です。これからも試行錯誤をしていきます。逆に下半身はよく褒めて頂けるので、上半身も成長させて全身のバランスも磨いていきたいですね」

インストラクターという職業柄、自身のトレーニング以外でも身体を動かす機会が多い三井選手。運動量が必然的に増えるため、体力的に大変なこともあるそう。しかし、インストラクターだからこそ感じられる嬉しい経験も多いという。
「会員さんが応援してくれるのが本当に嬉しくて、モチベーションになっています。大会も観にきてくれる方がいたり、私をきっかけに競技を始めた会員さんも出てきてくれたりして……。実は今回の大会もジムの会員さんが2名も参加してくださったんです。チームのような形で励まし合いながら取り組めるようになったのも、私の中では大きな喜びです」

常に前向きに競技と向き合う三井選手に今後の抱負を伺った。
「今年は東日本選手権と東京選手権にすでに出場したのですが、どちらも2位で悔しさが残る大会となっていたので、今日の優勝はとても嬉しいです。これからはオールジャパンが控えているので、入賞目指して頑張ります!」

過酷なトレーニングや挑戦も「楽しい」と笑顔で語る三井選手。9月に控える『オールジャパン選手権』でも入賞なるか。

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取材・文:池田光咲 撮影:藤田将成

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