7月29日(土)に東京・日野市民会館でサマー・スタイル・アワード東京予選が開催され、ビキニモデル部門ではトールクラス(161cm以上)覇者の角田琉奈(かどた・るな/24)さんがオーバーオールチャンピオンに輝いた。
もともと筋肉が付きにくく身体の線も細身だったという角田さんは、「身体を変えたい」という思いで約4年程前から本格的にボディメイクに取り組み始めた。
「普段はトレーナーとして活動していますので、私自身もお客様と一緒に頑張ることでモチベーションを高め合えています。一方で運動をしたことがない方などに対しても、SNSなどを通じて頑張っている姿をお見せすることで何か頑張ってみようかなと思うきっかけになってくれたら嬉しいので挑戦することを続けています」
サマー・スタイル・アワードのPRO選手としても活躍している角田さん。モノキニビキニ着用でバランスの良い筋肉美を競うビューティーフィットネスモデル部門に出場している選手ではあるが、今大会ではウエストの細さを強みにビキニモデル部門での優勝を目指して出場を決意したそう。
「モノキニビキニは身体が見える面積が少ないので、自分の強みでもあるくびれラインをよりアピールできるように今回はセパレートタイプの水着を着用するビキニモデル部門に挑戦しました。いつも下半身が絞れにくいので、下半身のトレーニング強度を上げつつ、メリハリのある身体を目指してトレーニングに励んできました」
しっかりと引き締まった美しいS字ラインに輝く笑顔。ステージ上で抜群の存在感を放っていた角田さんであるが、表情の作り方にも工夫を施してきた。
「いつもは減量が進むにつれて顔がこけてしまいがちだったので最後まで元気に減量していきたいと思い、日常生活でも常に笑顔でいることを心がけていたんです。特にステージ上では『私だけを見て!』という思いも込めて立っていましたので、笑顔でアピールができたのかもしれません」
インタビューにも終始笑顔で答えてくれた角田さん。最後にトレーニングの魅力を聞いた。
「トレーニングは自分の人生を変えられるものだと思います。身体やメンタルに変化があるのはもちろんですが、トレーニングに励むことで生活習慣も変わってきます。特に大人になってから運動不足に陥る方も多いと思いますので、“ずっと健康でいるために”簡単なことからでも運動習慣を身につけていただけたらと思います」
取材:FITNESSLOVE編集部 写真:中原義史
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