ヨガインストラクターであり、自身でもパーソナルトレーナーとして活躍する、北沢真利（きたざわ・まり／38）さんが、7月23日（日）に行われた愛知県ビキニフィットネス選手権大会・163cm超級にて、見事なVシェイプ（肩・くびれ・お尻の砂時計型）を披露し優勝に輝いた。
「大会出場歴（APF、サマー・スタイル・アワード、ベストボディ・ジャパン）は5年目になりますが、JBBF（公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟）は初めての挑戦で緊張しました」
「ヒールの傾斜やポージングなど慣れないことばかりだったので、大会前は柏木トレーナー（エクサイズトレーニングスタジアム代表・ビキニの名コーチとして名を馳せる）のパーソナルを週に2度に増やしていただき、その他の日も筋肉痛でないところを探して、毎日トレーニングをします」
今年特に力を入れたのは、脚の造形だという。
「元々、肩の張り出しなど骨格的に上半身は映えやすかった。でも、逆に脚が貧相に見えてしまうという弱点があったので、今年は脚を重点的に強化しました」
自信の部位である背中の広がりは確かに素晴らしく、課題となった下半身も、しっかりと張り出したヒップは肉感を残しつつも筋肉のカットが美しい。また、肩から腰にかけての柔軟性の高い表現力は、所属ジム「エクサイズ」の先輩であるトップビキニ選手、安井友梨選手を研究して学んできたという。
「エクサイズは皆が大会に出場するため挑戦的な雰囲気があり、そういう環境に身を置いていることで自分も頑張ろうと思えます」
旺盛な日々を送る北沢さんだが、逆にオフ期はまったく食事を管理せず、好きなように食べるという。大会前とオフの体重差は実に12kg。メリハリのついた生活の転換でストレスを調整している。
「次回出場の東海選手権では、今回のステージでの経験を活かして、ポージングをもっともっと強化したいです」
共に闘う仲間とともに挑む次戦、さらなる躍進をみせてくれるに違いない。
取材：にしかわ花 撮影：上村倫代
