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30歳会社員が東北の地で美白ボディを披露しビキニ優勝!メリハリのある身体づくりには「しっかり食べて、しっかり動く」

荘子夏帆選手(撮影:北岡一浩)「ダイエットに極端なことは必要ない」。8月5日(土)に開催されたマッスルゲート東北のビキニ一般の部で見事優勝した菊池夏帆(きくち・かほ/30)選手は、過去に誤った方法でダイエットをしてしまい、ただただ細く、メリハリのない身体になってしまった経験を持つ。

【写真】菊池夏帆さんのメリハリのある美白ボディ

――トレーニングを始めたきっかけとは?

「食事制限と有酸素運動でダイエットをして痩せることはできたのですが、ただただ細くなってしまいました。その時に理想としていたのはメリハリのある身体だったことに気づき、トレーニングを始めました」

――その時は具体的にどのような食事制限と有酸素運動を?

「食事は、炭水化物を抜いて、かつ低カロリーのダイエットをしてました。有酸素運動は少し激しめのスタジオプログラムを30分×2、3本、ほぼ毎日してました。体重が停滞して更にカロリーを削り、最終的には1日1000kcalほどでその運動量をこなしてました」

――なぜ競技を始められたのでしょう。

「トレーニングを続けていくにあたり、モチベーションが欲しかったんです。また、1年前のマッスルゲート東北大会でビキニフィットネスを見て、自分も出てみたいと思ったことも理由の一つです。ただ全身の筋肉をつけたい訳ではなく、女性らしい健康的な筋肉美のある身体を作りたいと思っている自分にはピッタリのカテゴリーだと思いました」

――大会に出始めたことで精神的な変化はありましたか?

「自分に自信が持てて、何があってもめげなくなりました。『あのハードなトレーニングに耐えた自分なら大丈夫。このくらい平気』と常に思えるので(笑)」

――ちなみに現在の減量方法は、以前のダイエット法と比べてどうですか?

「以前は、炭水化物は太ると思っていたし、摂取カロリーを減らしてたくさん有酸素運動をすれば痩せると思ってました。その結果、筋肉も大幅に減って身体は毎日疲れてて、体重も思うように減らなくなりました。 今は、『しっかり食べて、動いて痩せる』ようにしています。減量中でも炭水化物はしっかり取りますし、摂取カロリーも基礎代謝以下にはせず、元気な状態でトレーニングをしています。有酸素運動としてジムのスタジオプログラムは今も続けていますが、痩せるためというよりはストレス発散目的で、やりたいと思ったときにやってます」

――多くの方がまだまだ誤った情報でダイエットされていると思います。そんな方々に向けて、ダイエット中の食事面、運動面でのアドバイスはございますか?

「ダイエットに極端なことは必要ないと思ってます。カロリーを減らしすぎる、何かを食べない、とにかくつらい運動をする、などの手法は気持ち的にも身体的にも続かないです。 毎日頑張らないといけないと気負わず、バランスの取れた食事をする、きちんと朝昼晩食べる、少し運動量を増やしてみる。これでも十分身体は変わってくると思っています」

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取材:FITNESSLOVE編集部 撮影:北岡一浩

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佐藤奈々子選手
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