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圧倒的筋肉!『日本トップボディビルダーのお姉ちゃん』から一人の選手としてハイレベルな戦いに挑む

吉岡美里さん8月6日に行われたJAPAN OPEN選手権大会で持ち前の筋量とパワフルな笑顔で人々を魅力した吉岡美里(よしおか・みさと/30)さん。今大会では、相澤飛鳥選手とペアを組んで挑んだミックスドペアのカテゴリーで昨年に引き続き見事優勝。(昨年のペアは弟の吉岡賢輝選手)女子フィジークでもハイレベルな戦いの中、8位という成績を残した。

【写真】吉岡美里さんの圧倒的筋肉と迫力のある背中

「(決勝進出し)フリーポーズをとることを目標にしていたので無事とれてホッとしています。ミックスドペアは去年とは違う男女らしい表現もできて楽しく、記憶に残る良い思い出となりました!今大会を通じて、弟(吉岡賢輝)の存在を抜きにしてやっと選手としての第一歩を踏めた、勝負に出た大会になりました!!」

吉岡さんの2年目となる今大会。初出場の昨年と比べて今年の大会にかける思いが変わったという。
「最初は(体重が)スッと数キロ落ちると思っていたものが全く落ちず、不安な減量のスタートになりましたが、7月の神奈川県ボディビル選手権のゲストポーズを機に、ジャパンオープンに出ることを決意しました。出場する大会が決まってからは気持ちのスイッチが入りました。去年ボディビル 、日本ファイナリストの『お姉ちゃん』としての立場でデビューし、『弟のおまけ』のようなポジションにいて、“絞れなくても仕方ないな”という世間の目に甘えていました。しかし、“今年、大分まで行くならフリーポーズをとりたい。一人の選手として頑張りたい”と思う気持ちが芽生え、大会に挑みました。ミックスドペアでも相手側の選手に引っ張られるだけでなく、一緒に戦いたいという思いも強くあったので減量にも力が入りました」

今回の減量で有酸素運動、食事面で気づいたことがあるという。
「とにかく身体から汗を出す習慣をつけたら減量が進んだ気がします。有酸素はサウナスーツを着てやります。脂を意識的に摂るようになってからメンタルも安定するようになりました」

各部位が丸みのある筋肉が特徴的な吉岡さんは、トレーニングで負荷をしっかり乗せることと、刺激に慣れないことを意識して行っている。
「トレーニングは週5〜6日です。体調や予定をみて、きつくなったら2~3日オフを入れることもあります。1回のトレーニング時間は1〜1.5時間です。サイクルは脚、胸、背中、ハム・お尻、肩、腕で基本はやっておりました。ジャパンオープン後は筋肉痛が残っていなければ、弱点部位を中心にサイクルを固定せずにやっています」

今大会から一人の選手として大会に挑んだ吉岡さん。今後もさらに身体を進化させ、次のステージに挑む。
「ジャパンオープンの時とは変わった身体で日本クラス別に出たいです!日本クラス別は(12位以内の)順位がほしいです。そして、ステージに楽しく立ちたいと思います!」

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取材:FITNESSLOVE編集部  撮影:中島康介 

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