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角田信朗、年齢別ボディビルの日本大会で見事銅メダル!角田主導のシニア層『ボディビル』ドキュメンタリー映像制作決定

角田信朗選手8月27日(日)に香川県高松市・レクザムホール(香川県県民ホール)にて開催された『JBBF第35回日本マスターズ選手権大会』のボディビル男子60歳以上級にて、正道会館空手総本部師範でありながら歌手や役者など八面六臂の活躍をする角田信朗(かくだ・のぶあき/62)が、全国各地から集まった32人を相手に見事銅メダルに輝いた。

【写真】角田信朗選手の鬼の棲む背中

本大会は全国から出場資格を得た190名の選手が参加した、男子ボディビルと女子フィジークの年齢別の日本大会。最高齢は1960年代に日本一のボディビルダーに2度も君臨した、広島から参戦の金澤利翼選手の87歳。ドラッグテストも行われるナチュラルボディビルダーの日本一を、年齢ごとの階級に分けて競う選手権だ。

昨年、60歳以上級で優勝している角田選手だったが、ケガから復帰しての参戦となった髙橋一彦選手(優勝)、何度もデッドヒートを繰り返している林勇宇選手(2位)に続く3位という結果となった。

「頂点を目指していたので、負けといえば負け。それでも、ボディビルはそこだけではないということが分かった。去年の自分を間違いなく超えることが出来た。まだ足りない部分をまた来年も追求するのか、それとも別の道を選ぶのか。今はまだ分からないし、今は正直もうやりたくない!」と清々しく戦いを振り返りつつも、最後に一言「3日後にはきっと来年の大会スケジュールを確認してるでしょう!」とすでにリベンジに燃える心の内を垣間見せていた。

その角田選手が、今回の大会に向けてのドキュメンタリー制作を始動させている。その名も『パンピングアイアン・ネオ~マスターズへの道(※)』が、それだ。
(※編集部注)制作には、角田選手主演『花の慶次シリーズ』のミュージックビデオで圧倒的な世界観を創り上げる奇才・真島ヒロシと、筋肉撮影34年の「世界のミッツ」こと岡部みつるが担当している。

角田選手によれば「空前のボディビル・トレーニングブームが激化し、中には禁止薬物に手を染める者も少なからず存在する一方で、健康や自己管理、自分自身への挑戦として何年もかけてコツコツとトレーニングに人生の生き甲斐を感じる漢たちの姿を伝えたい。シニア層には刺激と希望を、若年層には“あんなオヤジになりたいよな!”と、そんな憧れを抱かせる、日本の60代の親父たちの愚直な戦いを、あのアーノルド・シュワルツェネッガーを世に送り出し、アメリカを中心として世界中にボディビルブームを巻き起こした名作『パンピングアイアン』の世界観で再現したいと思い、この企画を立ち上げました!どれだけ文明が発達しようと変わらない原始的な肉体の強さと輝きを放つ漢たちが激突する、日本マスターズボディビル選手権2023を舞台に、今一度健康の意味を世に投げかける問題作となることを期待して取り組んでいます!」とのことだ。

年内には公開予定なので、かっこいい60代オヤジーズの熱く実直な戦いが見られるだろう。期待以外のなにものでもない!

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取材:岡部みつる 撮影:中島康介

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