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"文化系女子"が美しいS字ラインを披露し、準グランプリ。苦戦しながらの大会挑戦で「最初はロボットみたいでした」

前田由布子さんひときわ目を引くハイトーンベージュの髪色で颯爽と現れ、可憐な笑顔となめらかで艶のあるパフォーマンスで会場を魅惑した、前田由布子(まえだ・ゆうこ/30)さんが、『ベストボディ・ジャパン2023静岡大会』レディースクラス(30~39歳)にて準グランプリという結果を残した。

【写真】前田由布子さんの美しいS字ライン

「正直、悔しいです。地方大会の最後をグランプリで締めたかったですね」

大会の感想について、そう率直な気持ちを吐露する前田さんだが、「ひたすら練習した」という手首から肩にかけての優雅な動きに会場からは多くの歓声が上がっていた。

「悔しいけど、大会では珍しい髪色だったこともあり、とてもたくさんの方にお声がけをいただいて、褒めてもらえたのは嬉しかったです。また、会場を見渡せるほどリラックスして心からの笑顔が出せて、大会自体を誰よりも楽しめたぞ、というところは自分でも褒められるポイントかなと思っています」

実際に、会場からも「髪型も似合ってる!」、「笑顔が素敵!可愛いよ!」との声が上がっていた。前田さんは大会出場歴が2年目となり、昨年は4位の結果であったため、ランクアップでの好スタートを切ったかたちとなる。

「私は運動経験が全くなく、文化部出身ということもあり、華やかな場所というのはあまり経験してきませんでした。トレーニングを始めたきっかけも、知人のダイエットの付き添いでパーソナルジムに入会だったくらいです(笑)」

「そこで出会ったトレーナーに『ボディメイクをするなら明確な目標があったほうがいい』と言われたのが大会出場のきっかけでした。ベストボディ・ジャパンを選んだのは、“健康美”というコンセプトに共感したのと、やはり憧れがあった“華やかな世界”だなと感じたからです」

大会に向けて力を入れてきた部分は、という質問にはこう語る。

「やはり運動経験がほとんどないため、しなやかさな身体の動きがとても苦手なんですね。最初は本当にロボットみたいでした。なので、食事管理やトレーニングもですが、ポージングやウォーキングのスムーズさ、魅せ方というのをとにかく練習しました」

「競技と生活との両立は、かなり周りのご協力をいただきました。農業系の自営業の方のもとで働いているのですが、トレーニングのためのシフトの調整なども快くしていただき、感謝しかありません」

今後の目標について、日本大会を見据えてより女性らしさのある身体作りをしていきたいという。

「お尻やハムストリングの強化をはかり、綺麗なS字ラインの砂時計ボディをつくっていきたいです」

洗練された輝く笑顔とボディをステージで魅せてくれる期待が、今後さらに高まる注目選手である。

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取材:にしかわ花 撮影:上村倫代

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